2025年5月14日(水)
5月12日(月)、(株)高田のファームでは、ひまわりすいかの「整枝 & 着果棒設置作業」が進められていました。
摘芯・整枝(弦直し・弦引き)・芽かき
ひまわりすいか苗の定植後の作業は、摘芯・整枝(弦直し・弦引き)・芽かき作業です。
摘芯は、成長点の先端を摘み取って、小弦の成長を促進させる作業。整枝は、伸びてきた小弦の中から元気な弦を数本残していく作業。
玉島朋之さん(研修生)

「伸びてきた5本の弦(ツル)が絡まっている部分を離してあげて、それぞれの弦が真っ直ぐに伸びていくように整えます。
今年は着果が遅れていて、弦の方に栄養が入ってしまっているので、余分な弦(孫弦)を整枝しています。
さらに、株元も新芽が出てきているので、芽かきをしています」とお話しされた玉島朋之さん(研修生)。

武下智美さん(アルバイト)
「ハウスの中は、サウナ状態でとても暑くて大変ですけど、細かい作業が多くて私は好きです。
日々のすいかの成長が面白いです。来る度に大きくなっているので、愛着が湧いてとても可愛いく感じます。
すいか栽培が、こんなに細かい作業が多く、手間がかかっていることに驚いてます」と笑顔で語ってくださった武下さんです。
こんにちは、カオサン通りにございます旅行代理店「SawasdeeAngkorTour」の日本人セクションを担当…
着果棒立て
Akihiko Takada
「今年は寒くて日照が少なかったので、早く植えたものは、着果不良になっているものがあります」と高田秋光さん。


「実が、ピンポン玉ほどの大きさになったら着果棒を立てていきます。
実の下にスイカマットを敷いて側に着果棒を立てます」。




「一株から5弦、1弦から3玉から5玉の実が付くようにします。多く付きすぎるのも良くありません。
花の根元が膨らんでいるのが雌花で、膨らみがないのが雄花です」と高田さん。


「すいかの受粉は蜜蜂による交配で行われていて、ハウス内には蜜蜂の巣箱が設置しています。
最近は、蜜蜂の確保が難しくなってきています。女王蜂付きの蜜蜂を越冬させることも検討中です」。

肥料

「肥料は、アミノ酸ビタミン濃縮有機液肥『新アミビタ1号』を使用しています。新アミビタ1号を水で薄めて、カン水チューブに流して施用します。
30年前にこの有機液肥料に出会いました。その頃から深川支所に置いてあったので、北竜農協にこの液肥を置くように要求し、まとめ買いしておくようになったのが始まりです。
Mリンシステムはリン酸を効かせて作物を健全に美味しく育てる農法です。株式会社ミズホはMリンシステムの普及を通じて農業の発…

窒素系有機肥料は肥料の三要素の一つで、茎と葉の生育に大きく影響する要素です。
リン酸系の液肥は、糖度を上げたり、木を硬くしっかりしたり、根張りを良くしたり着花・結実・着色促進効果があります。

『Pフォスタ』(葉面散布材)リン酸と相乗作用のある苦土(マグネシウム)を含有した粉剤を使用しています。
葉が弱った時に使うと即効性が高く、翌日にはしっかりと葉が立ち上がっているほど効果があります」と、丁寧に説明してくださった高田秋光さんです。

田んぼの代掻き
ファーム内の田んぼには水が入り、代かき作業が行われていました。トラクターを丁寧に操る方は、(株)高田・高田駿樹 代表。
代掻きにより、土を細かく耕し、表面を平らにします。雑草の根を切断して成長を抑制したり、養分が土壌全体に均等に行き渡り、稲の均一な成長を促進します。


農家の皆さんの愛情がいっぱい注がれ、毎日丁寧に大切に育てられるひまわりすいかさんたち。
日毎に健やかに成長する偉大なる「ひまわりすいか」さんたちに、限りない愛と感謝と祈りを込めて。。。

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