2026年1月28日(水)
未来への種まき。「北竜ひまわり地域づくり協同組合」創立総会が開催
外は厳しい寒さが続く1月19日(月)。しかし、サンフラワーパーク北竜温泉の会場は、未来を切り拓こうとする人々の静かなる熱気に包まれていました。
この日開催されたのは、「北竜ひまわり地域づくり協同組合」の創立総会。町の宝である農業、そして私たちの暮らしを支える福祉や建設の現場。そこで働く「人」を、町全体で守り、育てていくための新しい組織がいよいよ産声を上げました。
「人」がいれば、この町はもっと輝ける
北竜町の基幹産業である農業は、約40億円。そして建設業は45億円。この小さな町が誇る、驚くべき生産力と技術力です。
しかし、人口減少という波は、確実に私たちの町にも押し寄せています。「働きたい」と願う人と、「助けてほしい」という現場をどう繋ぐか。
そこで立ち上がったのが、今回の地域づくり共同組合。国の「特定地域づくり事業協同組合」制度を活用し、夏は農作業、冬は除雪や福祉の現場など、季節ごとの仕事を組み合わせることで、年間を通じた安定雇用を生み出すしくみです。
まさに、北竜町が得意とする「助け合い」の精神を、雇用の形にした「マルチワーク」という働き方。
日本初。企業と町がタッグを組む「伴走型」の挑戦
今回の設立で特筆すべきは、人材サービスのプロフェッショナル「パーソルテンプスタッフ株式会社」との連携です。
単に人を派遣するだけではありません。採用から育成、そして定着までを、町と企業が一緒になって「伴走」する。この手厚いサポート体制は、全国でも初めての画期的なモデルケース。
「スキルや経験が必要な仕事も、現場で温かく指導を受けながら学べる」。
働く人にとっても、受け入れる農家さんや事業所にとっても、これほど心強いことはありません。
発起人・北清裕邦氏の決意
発起人代表を務める北清裕邦氏の言葉には、並々ならぬ覚悟が滲んでいました。
「4月から3名の雇用を計画しています。混乱を極めることもあるかもしれませんが、皆様の知恵と経験を生かし、課題を克服しながら進めていきたい」。
新しいことを始めるには、困難がつきもの。けれど、それを恐れずに「知恵」と「経験」で乗り越えようとする姿勢に、北竜町民の底力を感じずにはいられません。
佐々木町長が語る「希望の数字」
来賓として挨拶に立った佐々木康宏 町長は、具体的な数字を挙げながら、力強く未来を語りました。
「人がいれば、優秀なひまわりライスを作る農業はもっと伸ばせる。建設業も50億円、60億円まで伸びていけるポテンシャルがある」。
人手不足を「嘆く」のではなく、人が来ればもっと成長できるという「希望」に変える。町全体でスクラムを組んでバックアップするという言葉に、会場の心が一つになった瞬間でした。
「和の心」でつなぐ、仕事と暮らし
議案審議では、定款や事業計画、予算などが慎重に審議され、すべての議案が承認されました。
役員に選出された皆様、そして関係機関の方々。立場は違えど、目指す先はひとつ。「北竜町という大家族を守り、次世代へ繋ぐこと」。
単なる労働力の確保ではありません。ここにあるのは、共に汗を流し、技術を伝え、生活を支え合う「心の交流」です。
新しい組合が、町外から来る人々と北竜町を結ぶ「縁結び」の場となり、ひまわりのように明るい笑顔が咲き誇る未来へ。
関係者の皆様の情熱とご尽力に、心からの敬意と感謝を捧げます。
素晴らしい航海となる新しい船出「北竜ひまわり地域づくり協同組合」に限りない愛と感謝と祈りを込めて。。。
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