2021年10月月25日(月)
この度、元NPO法人CANPANセンター(東京都)の副理事長を務めていた寺内昇(元日本財団経営企画グループ長・NPO法人兼務)の後輩に当たる関雄さん(34歳・現在、小林製薬株式会社 経営企画部)のご紹介により、下川町と北竜町の交流(意見交換会)が実現しました。
下川町は、面積の9割が森林に囲まれた「環境未来都市(人口約3,200人)」で、循環型森林経営をいち早く確立した町です。
下川町役場
関雄さん
関雄さんは、大学時代にインターンとして下川町を訪れました。下川町に魅せられ、以後13年間通い、下川町を第2の故郷として慕い続けていらっしゃいます。
現在、関さんは、小林製薬(株)経営企画部に勤務し、サステナビリティ経営推進を担当。働き方の実証として「下川町におけるリモートワークと地域貢献」を企画提案し承認され、下川町での2か月間のワーケーションが実現。今回、ワーケーション期間中に、下川町と北竜町との交流の話が上がり実施となりました。
下川町と北竜町の意見交換会
スケジュールとしては、当日10時に下川町役場に訪問し、会議室にて意見交換。
下川町役場政策推進課
下川町からは、政策推進課・田村泰司 課長、亀田慎司 主幹、遠藤龍信 主事、清水瞳さん、そして関雄さんが参加されました。
北竜町集落支援員の寺内昇
北竜町集落支援員の寺内昇が、自己紹介、北竜町の紹介、北竜町ポータルの取り組み等を説明させていただきました。
- 私達の想い
「北竜町民が明るく元気に生きること」
・情報発信 ⇒ 感動・喜びの共感 ⇒ 応援・支援 ・情報発信とは、北竜町民の培ってきた生き様に光を 当てること
・感動・喜びを共感できる人々と繋げ広げる
・鼓動するような息づく情報を毎日発信 - 北竜町ポータルの概要
・年度計画を立案
・北竜町の日々の風景を毎日アップ
・ひまわりの開花状況をひまわり祭り中は毎日発信
・町のトピックを月に数本紹介
・町民のFacebook、Instagram記事を毎日紹介
・北竜町に関わるニュースを紹介 - 北竜町の景色(Youtube動画上映)
・北竜町の10年間に感謝を込めて
・北竜町の四季
「私達は、情報発信をするにあたって、どれだけ想いが伝えられるということを大切にしています。伝わった同じ想いの方々と繋がっていければと思います。
私達の生命の恩人である北竜町を愛する想いが、しっかりと伝わることを願って、頭と身体の動く限り、情報発信し続けたいと思います。
私達は、情報を受け取った方が、明るく元気になるような情報発信に努めています」。
意見交換
そして、職員の方々と、お互いの町における現状や取り組みについての意見交換が行われました。
- 北竜町ポータルは、かなりの頻度で、継続的に情報発信されているのが特徴ですね。町民の笑顔がみえてくるような情報発信だと感じました
- 北竜町は、聞いているだけで住みたくなるような町ですね
- ふるさと納税の応援メッセージをいただき紹介することは、今まで気づかなかった点で、今後取り入れてみたいと思います。ふるさと納税の寄付金の使途をまとめてお知らせするという考えは強いのですが。いただいた応援メッセージを町民に発信できれば、町民の意識も変わっていくかもしれません
- 「北竜町ポータルサイトをより多くの町民の方々にみてもらうために、どんな方法をとっていますか」という質問に対して:
町民の中には、高齢者の方などインターネットを見られていない方々もいらっしゃいます。そこで、町内会、老人クラブ、地域支え合いセンターの集会など機会あるごとに、マイプロジェクターを持ち込み、北竜町ポータルの特集記事やイベント情報等を説明することを地道に続けています。説明を受けられた皆さんは「町でこんなことがあったの? 知らなかった!」と驚かれます
- 北竜町民の笑顔やペットの写真などがいいですね
- 想いが伝わってくる情報発信ですね
- 北竜町ポータルを拝見して、北竜町の皆さんが気持ちを一つに、まちづくりに務められていることが感じられます
役場ロビー
意見交換後、関さんが、役場ロビーに展示されたチェンソーアートや、下川町産特産品等について説明してくださいました。
チェンソーアート
ふるさと納税返礼品BEST15
小麦粉はるゆたか、アスパラ(ホワイト・グリーン)、とまとジュース、下川うどん、しいたけ、はるかエイト(ミニトマト)、雪ふりプリン、下川六○酵素卵、スーパーフルーツトマト「北の極」、オーダーメイドテーブル、五味温泉、シラカバ名刺、トドマツ名刺の台紙。
下川町を舞台の映画『リスタート』の写真展示
役場総合窓口
いて座のまちしもかわ(玄関マット)
ランチ:はるころカフェ
ランチは、マルウささき内情報発信カフェにある「はるころカフェ」にて。下川町在住12年の優しい絹代ママさんが、愛情こめてお料理する、ご自慢の下川うどんの洋風のパスタが人気!
お庭にセットされている木のテーブルやイス
メニュー
しもかわうどん
生麺から茹でるしもかわうどんが人気! ホワイトソースうどん、カレーうどん、下川産トマトソースうどん、ぶっかけ野菜天うどん等。
はるころパンセット
自家製パンにトッピング3種(はちみつ、バター、あんこ、たまねぎ味噌、生クリーム)。
絹代ママさんのお心遣い
絹代ママのお心遣いで、「焼き立て自家製フォカッチャ & はちみつ(しもかわ産はちみつ)!」を味わいました。
本日のオーダー
あったかトマトソースうどん、えのきチップ、野菜煮物付き
ホワイトソースうどん
トマトソース味うどん、ホワイトソース味うどん、とっても美味しかったです。ご馳走さまでした!!!
店内棚に並ぶ特産品お土産コーナー
下川産はちみつ、下川産小麦はるゆたか100%うどん等など
ふるさとの元気 トマトジュース
木製一輪挿し、ピンクッションウッドホルダー
下川町の町のお話を色々伺いながら、ゆっくりと美味しいランチが味わえる素敵なカフェです。
桜ヶ丘公園
ランチ後は、桜ヶ丘公園へ。
公園を取り囲むように、万里の長城が設置。この道は、関さんの朝の散歩コースになっているそうです。
ウッドチップが敷き詰められた歩きやすい道
チェンソーアート
公園内広場には、チェンソーアートが展示されています。林業が盛んな町・下川町では、森林資源を利用したチェンソーアートが企画実施されています。
下川町で実施されている「チェンソーアートマスターズコンペティション」は、3日間(延べ17時間)かけて、一本の丸太(直径50cm,長さ3.65m)をチェンソーで彫刻してアート作品を制作するイベント。国内外のチェンソーアーティストが集合して行われます。
圧巻の歴代受賞作品が並ぶ
ガーデニング・フォレスト「フレペ」
桜ヶ丘公園敷地内にある、多目的イベントスペース・休憩スペース。
広々とした明るい空間
天井が高く、木の香りに包まれた、広々とした明るい空間。樹状トラス構造で、音響効果もよく、音楽コンサートなどにも対応。
アロマオイル、ハーブティーなど
町の畑で、無農薬で栽培するオーガニックハーブを原料に、アロマオイル、ハーブティーなど様々な商品が誕生し、販売されています。
ソーリー工房(SORRY KOUBOU)
ハーブチンキ、ハーブオイル、ハーブ化粧品、ハーブ石鹸、ハーブティーなどを販売。
ボードゲーム店「あそべや」
名古屋出身の奈須憲一郎さんが、1999年に下川町に移住し、ボードゲームのお店「あそべや」を開店。下川町内では、月一回、ボードゲーム大会(交流会)が開催。
館内には、数種類のボードゲームが展示されています。
手作り工房「遊心」
可愛らしい陶芸品の数々。
家具工房「森のキツネ」
木材の樹皮を生かしたカトラリー(ナラ材、メジロカバ材、クルミ材等)。
樹木が秋色に染まり、清々しい風が吹き抜ける、とても気持ちのよいスポットです。
メモリアル広場・ふるさと交流館
万里長城
1986年から15年かけ、15万個以上の石を積み上げて造られた、全長2kmの城壁。町民手作りの観光スポット。
下川町のミニスキー場・ジャンプ台
スキーロープリフト使用の無料スキー場。ノーマルヒルのジャンプ台では、かつて、岡部孝信 選手・葛西紀明 選手・伊藤有希 選手の皆さんが、このスキー場で練習していたそうです。
紅葉に染まる森林の美しさを味わいながら、北竜町(総面積 158.7km²)の4倍程の面積を有する下川町(総面積 644.2km²)の広大さを実感したひとときでした。
この後、亀田主幹と待ち合わせた「まちおこしセンター・コモレビ」へと向かいました。
Những bức ảnh khác
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◇ Nhiếp ảnh/biên tập: Noboru Terauchi Phỏng vấn/văn bản: Ikuko Terauchi
下川町
【下川町役場】
北海道上川郡下川町幸町63番地
Tel:01655-4-2511
【面積】644.2k㎡
【人口】3,124人・1,687世帯
【観光入込客数】令和元年:92,390人(五味温泉、万里長城他)
【イベント等】令和元年:16,200人(うどん祭り、アイスキャンドルミュージアム他)「町勢要覧資料(2020年版)より」
【ホームページ】下川町 -道北・”ワクワク”が生まれるまち-