2022年3月31日(木)
北竜町在住の藤井利昭さん(71歳)が、自作で木製の大きな灯籠を制作し、3月下旬、自宅庭に設置されました。
藤井利昭さんと灯籠

大きな灯籠
灯籠は高さ1.8mほどの木製の大きな灯籠。

樹木 & 木工がお好きな藤井さん
藤井さんは、樹木が好きで、日頃から庭木の選定などをされています。手入れの行き届いたお庭には、沢山の立派な庭木が植えられ、自作の「太鼓橋」「水車」など木製の作品が配置されています。

灯籠づくり
松前藩屋敷の灯籠に魅せられる
さらに藤井さんは、小さい頃から工作好きで、以前から灯籠にも興味を持たれていらっしゃいました。ネットで様々な灯籠を検索していたところ、イメージしていた理想の灯籠の写真に遭遇。調べてみると、その画像は、松前藩屋敷の灯籠と判明。創作意欲が掻き立てられました。
そこで「是非、実物をみたい!」と、家族に声をかけて、松前の松前藩屋敷を訪問。実物をじっくりと見学しました。
図面起こし・伐採した山の木を使用
灯籠は、撮影した画像や寸法などによって「ゼロ」から図面起こし。木材は、自ら山の木をチェエーンソーで引いて伐採した木材をはじめ、購入した木材を使用。
ミリ単位でカットするも、なかなか思ったようにサイズが合わず、試行錯誤の繰り返し。昨年2021年11月末より制作を開始し、3か月程で完成。
「1日6時間くらい作業を行い、手直しにかなりの時間を費やしました。
雨除けの構造に、真っ直ぐでない反った部分が存在するので、木材の曲面を削るための『反鉋(そりかんな)』を探して、道外から取り寄せて使っています」と、笑顔でお話くださった藤井さん。
降雪中も納屋で製作


難易度の高い工作


別の納屋の作業場

藤井家・北竜町入植後の貴重な写真
藤井さんのご先祖は、岐阜県の有力な豪農。名前・花押を許されていたとのことです。また、北竜町入植時の貴重な写真も保存されていらっしゃいます。
大正10年(1921年)藤井家の葬儀
大正10年(1921年)に執り行われた藤井家の葬儀は、沼田北竜の住職を含め北竜町の全住職が参加されました。丸い棺桶を担ぐ「輿(こし)」や、女性の喪服は白装束でした。
以下の画像は、当時の白黒画像から「色再現」されたものです。



自作の表札・藤井家花押



丁寧に想いをこめて自作する藤井利昭さんの偉大なる灯籠に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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◇ Çekim ve kurgu: Noboru Terauchi Röportaj ve metin: Ikuko Terauchi