2019年12月27日(金)
12月25日(水)、「北竜町立やわら保育園」建設完了(12月20日)後、佐野豊町長をはじめとする関係者立ち合いのもと、建設工事検定が実施されました。
▶ 隈研吾氏の設計による北竜町立やわら保育園
来年2020年4月に開園する「北竜町立やわら保育園」の設計は、2020年東京オリンピック・新国立競技場の設計者・隈研吾(くま けんご)氏によるものです。
▶ 北竜町産のカラマツ材を使用内外壁には、北竜町産のカラマツがふんだんに使われています。各部屋の壁には、木材の扉の収納ボックスや木造ロッカーが設置されています。
▶ 北竜町立やわら保育園内の様子▶ 配置図
木造平屋建て790平方メートルの建物。中央に位置する吹き抜けホールを囲んで、0歳時から5歳児までの保育室5つを設置。各部屋名は、つくし(0歳〜1歳児)、ちゅうりっぷ(2歳児)、すみれ(3歳児)、さくら(4歳児)、ひまわり(5歳児)。約40名の園児を受け入れる予定とのことです。
▶ ホールの天井照明「ひまわり染め」カバー
ホールの天井照明カバーは、ひまわりを思わせる優しい黄色に染まる「ひまわり染め」の布が、花形のループを描き、明るい空間を演出しています。「ひまわり染め」には、町民のお母さん達が今年の夏に採取したひまわりの花びらが使われています。
天窓から日の光が差し込み、太陽の光に透けるひまわりの花びらのような優しさとあたたかさが感じられます。
▶ 施設のサインはデザイナー・梅原真氏 作成施設内のサインの色とりどりの柔らかな文字は、デザイナー・梅原真(うめばら まこと)氏によるものです。
▶ 窓ガラスに北竜町ロゴマークのギンガムチェック窓ガラスには、デザイナー・梅原真氏がデザインされた北竜町ロゴマークのギンガムチェックのデザインが描かれています。庭への出口には、足洗い場が設置されています。
▶ 大きなガラス窓から降り注ぐあたたかな光部屋の大きなガラス窓から、降り注ぐあたたかな光。。。レースカーテン、遮光カーテンが設置されるとのことです。
▶ 柔らかなLED照明(電灯色)部屋の天井照明もシンプルで柔らかなLED照明(電灯色)になっています。
▶ 絵本部屋コーナーエントランスホールに設置された絵本部屋コーナーには、壁ぎわに本棚、そして自由に使える机台が設置されています。
▶ 落書き用ホワイトボード部屋の壁には、落書き用ホワイトボードが設置。専用マーカーペンで自由にお絵かきできます。
▶ ボルダリングコーナーひまわり部屋(5歳児)の前の壁には、色とりどりのかわいいボルダリングコーナーが! 壁の前には厚いクッションを設置するとのことです。
▶ ホール内に設置された舞台コーナーホール内に設置された舞台コーナー、道具収納も充実!
▶ キッチン
▶ 年齢に応じた小さなかわいいトイレ年齢に応じた小さなかわいいトイレは、3ヶ所(大人用含め)設置。
▶ 水道・手洗い、おむつ交換台、洗濯機置き場
▶ 冷暖房には地中熱利用ヒートポンプシステムを導入冷暖房には、地中熱利用ヒートポンプシステムを導入。省エネを図り、CO2排出を削減するクリーンエネルギーの積極的な利用を目指しています。
▶ 検定最後に佐野豊 町長のごあいさつ
「北竜町の『やわら保育園』は新国立競技場を設計された隈研吾氏の設計によるものです。東京・新国立競技場の完成と同時期に完成を迎えられたことに、感激しています。
ひまわりのように、明るくて温かみのある空間に、にこにこ笑顔が広がり、
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