2024年9月5日(木)
9月4日(水)10時より、真竜小学校5年生(9名)による「案山子立て」が、北竜町三谷の(株)高田(高田秋光 会長)の水稲圃場にて実施されました。
真竜小学校5年生が制作した案山子
3体の案山子は、真竜小学校5年生の生徒さんたちが、総合学習の授業(2時間)で制作したもの。
北竜町教育委員会が、案山子づくりに長けた町内在住の廣瀬修一さん(76歳)に案山子づくりに関する指導を依頼し実現。
3体の案山子は、「幼稚園の子ども」「怒っているおばさん」「くまさん」と名付けられたユニークで可愛い案山子たちです。
真竜小学校ホームページ
2024年8月27日(火)060827 5年総合「案山子作り」~ 地域の方を招いて案山子を作ります。3グループに分かれて合計3体の案山子を作りました。9月には田植え体験した場所に案山子を立てさせてもらいます。【真竜小学校HP】
廣瀬修一さんのご指導
今から14年前の2010年9月に、「第3回かかしフェスティバル」が、竜西農場(北竜町)にて開催されました。当時の主催は、農事組合法人 竜西農場・広瀬修一 代表理事です(現在、かかしフェスティバルは開催されていません)。
広瀬修一さんのご指導のもと、生徒さんが各グループ(4人)に分かれて、それぞれ生徒さんたちでデザインを考え、洋服を裁縫し、新聞紙を詰め込んで案山子を作成。
当時作成した「かかしフェスティバル」のフォトアフバムを参考に、案山子デザインを考案した生徒さんたち!
「案山子作りで難しかったことは、詰める新聞の量です。どのくらい詰めていいのわからず、詰め具合が難しかったです。洋服を作るのは初めてでしたが、楽しかったです」と生徒さん。
案山子フェスティバル 2010
フォトアルバム「案山子フェスティバル 2010」
案山子設置
土台の杭打ち
案山子打ち付け
稲作成長経過について高田秋光さんのお話
高田秋光さんより、今年の稲作の出来栄え、栽培に大切なことなどのお話がありました。
「今年の稲は、一株についている粒数が多いので、まちがいなく豊作です。
昨年より10cmほど背丈が高くなっています。背丈が高いと倒れ易くなりますが、一方で丈が長くなると親穂が長くなり、実りも多くなります。
今年は定期的に雨も来ているので、水分を十分に吸っているので穂の太りもいいと思います。色もしっかりと黄金色になっているので、整粒が期待できます」。
生徒さんの質問
「お米を美味しくするための何か工夫していますか?」
高田秋光さん
「まず、『肥料の量』です。肥料は3要素(窒素・リン酸・カリウム)の中で、特に窒素の量が成長を良くも悪くもする大切な肥料です。今年入れた窒素が稲に吸われると美味しいお米になります。
今時点で窒素が残っていると、稲がまだ吸うので、味に影響がでてきます。綺麗に肥料を吸わせることが大切になっていきます。
田んぼは、乾かすことによって栄養分を吸う力が増えるので、乾かして『中干し』することが大切です。そして『水の管理』です」と、説明する高田さん。
ドローン飛行
実際に目の前で、ドローン操縦を行い、田んぼに飛ばしていただきました。ドローンパイロットは、高田駿樹さん(株式会社高田・代表取締役)。
生徒さんたちは、動画撮影に夢中!!!
生徒さん達皆で、お礼の挨拶をして終了となり、貴重な体験を経たことに感謝し、笑顔でスクールバスに乗車し学校へ向かいました。
初めての田植え経験で、愛情こめて育てられた黄金の神聖なる稲穂。。。
大切な稲を野生鳥獣害から守る為、生徒さんたちが祈りをこめて、一生懸命大切に作った案山子たちに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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◇ Phỏng vấn và viết bài: Ikuko Terauchi (Hợp tác chụp ảnh và biên tập: Noboru Terauchi)