2021年4月28日(水)
令和3年4月27日(火)08:00、久保勇・信子ご夫妻が、御子息がお住まいの札幌へ転出されることとなりました。
和町内会の皆さん、ご縁のある町民が久保家のお庭に集い、名残惜しくも「万歳三唱」を唱和して、お見送りしました。
久保家は、久保勇さんのお祖父様が、大正9年に北竜町へ入植されて以来、3世代102年にわたり、これまで北竜町の農業基盤を築いて大きな功績を残されました。さらに町内会長としてご活躍され、惜しみないご尽力を賜りました。
和町内会・長谷川秀幸 会長のお言葉
「雨竜町から北竜町へ農地を求めて、久保勇さんのお祖父様の時代にこちらの方に来られたとお聞きしています。かれこれ100年以上前に、この北竜町へ入植されたということです。
当時北竜町は、今のような水田ではなくて、大きさも大小様々、土地の高さも色々様々で、用水路・排水路等、整備も十分にされていない時代で、大変ご苦労された入植でした。
その後、基盤が整備され、昭和40年頃、構造改善事業の中で、今の水田の基礎が出来上がったと思います。その頃、若い久保さんは、地域の中心となり、近代農業の基盤整備に向けて努力されました。
平成に入り、和町内会として倍本社町内会との合併(平成17年頃)がありました。当初は、合併町内会において物事の取り決め等異なる部分もありました。しかし、久保さんは町内会長として上手く調整され、スムーズに町内会の運営がなされたことが、強く記憶に残っています。
久保さんにおかれましては、長い間地域のために尽くしてい抱いたことを心から感謝申し上げます。
この後、久保さんご夫婦は、息子さんのおられる札幌の方へ向かい住居を構えるとのことです。これからお二人で、ゆっくりとした時間をゆったりと過ごしていただければと思います。
その時間の中で、久保さんには北竜町を思い出していただきたく思います。そしてひまわりまつりやその他のイベント開催の折にはお越しいただき、顔見知りの方々に会いましたら、是非一声かけていただけると嬉しく思います。
この度、久保さんから『お世話になった町内会の皆様へのお礼』としてのご寄付をいただいております。改めて、久保さんに御礼申し上げます。
また、町内会の規約に基づきまして、お餞別をお贈りしたいと思います。町内会を代表いたしまして、久保さんにお渡ししたいと思います。淋しくなりますが、本当に、長い間、ありがとうございました」と、和町内会代表としての長谷川会長のお言葉です。
久保勇さんのお言葉
「皆様方におかれましては、なにかとお忙しい所、早朝より見送りにきていただき、厚くお礼申し上げます。
祖父が、大正9年3月に、当時の雨竜村から北竜村へ移住して今年で102年になります。3代にわたり、大変皆様方にお世話になり、厚くお礼申し上げます。
どうか、皆様におかれましては、健康に留意され、益々のご健康とご多幸をご祈念申し上げます。本日は、寒い中、誠にありがとうございました」。
万歳三唱のお見送り
皆さんで万歳三唱を唱和し、お見送りしました。
北竜町をこよなく愛し、協力し合い、助け合い、支え合って、町を守り継承していく北竜町民の「和」の魂に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
◇ Nhiếp ảnh/biên tập: Noboru Terauchi Phỏng vấn/văn bản: Ikuko Terauchi