2019年8月30日(金)
令和元年8月26日(月)午後6時30分より、ホテルサンフラワーパーク北竜温泉・多目的ホール(2F)にて、「ひまわりライスおむすびコンテスト」結果発表・表彰式、及び懇親パーティが開催されました。
・主催:マルシェ株式会社(本社・大阪府大阪市)
・共催:北竜町
・後援:JAきたそらち北竜支所、サンフラワーパーク北竜温泉、アサヒビール株式会社
サンフラワーパーク北竜温泉
表彰式会場・多目的ホール(2F)
▶ 「おむすび部門」&「焼きおむすび部門」の2部門
エントリーは「おむすび部門」&「焼きおむすび部門」に分かれています。
・おむすび部門:
優勝(谷垣会長賞)・準優勝(加藤社長賞)・3位(田中取締役賞)、アサヒビール賞、鈴木輝隆賞、梅原真賞、JAきたそらち賞が授与
・焼きおむすび部門:
優勝(谷垣会長賞)・準優勝(加藤社長賞)、3位(持永取締役賞)、アサヒビール賞、JAきたそらち賞が授与
マルシェ(株)熨斗和之 商品本部長の総合司会によりスタートです。
マルシェ(株)熨斗和之 商品本部長
▶ 表彰式
▶ 主催者挨拶:マルシェ(株)谷垣雅之 取締役会長
マルシェ(株)谷垣雅之 取締役会長
「沢山の皆さんにお集まりいただき、大感激いたしております。マルシェ(株)は、大阪市に本社があり、宮城県仙台市から鹿児島県まで、約450店舗ほど展開しています。
去年の秋、ひまわりライスと出逢い、取引させていただくこととなりました。お店で、おむすび、焼きおむすび、とり天むす(鶏の天麩羅をのせたおむすび)の3種類を売り出したところ、創業49年目にして『これだけおむすびが売れるんかい!』というぐらいまで売れて、びっくりいたしました。そこで考えました。本当は、地元の皆さんが、この地域で作られているひまわりライスを使って、色々なアイデアをだしておむすびを作ってはどうか。そのおむすびが全国に知れ渡って、豊かになるのではないかと考えたのです。
JAさんにご相談したところ、『おむすびコンテスト』をやってみようということになりました。募集開始当初は、応募数が伸びませんで、ハラハラドキドキしました。令和が始まった5月1日に募集を開始し、2か月間で54件の応募をいただきました。なかなか質の高いおむすびばかりです。今日は、そのおむすびの中から、素晴らしい作品の表彰をさせていただきます。
おむすびを通じて、この地域の皆さんが、どんどん明るく楽しくひまわりのように輝いて、豊かな地域になられますことを祈念いたします。今日の表彰式そして懇親会を宜しくお願いいたします」と谷垣会長のお言葉です。
マルシェ(株)キャンペーンポスター
▶ ひまわりライスおむすびコンテストの概要についての説明:マルシェ(株)熨斗和之 商品本部長
ひまわりライスおむすびコンテストの概要の説明
▶ おむすびコンテストの概要
おむすびコンテストの概要
・募集内容:ひまわりライスを使用した「おむすび部門」及び「焼きおむすび部門」のアイデアレシピ
・募集期間:2019年(令和元年)5月1日(水)から6月30日(日)まで
・ルール:
1.ひまわりライスを使用すること(品種:ゆめぴりか、ななつぼし、おぼろづき、きたくりん)
2.ひまわりライスを炊き上げる際に、「燦燦ひまわりオイル」を少量加えること(量は各自で工夫してください)
3.おむすびは、ごはんを手で握ること。焼きおむすびは、それの表面を焼くこと。中に入れる具材、トッピング、海苔・ごまなどは自由ですが、おむすびとは?を考えたものであることとします
4.できるだけ飲食店で提供しやすいレシピであること(複雑すぎないもの、お客さまが注文しやすいもの)
・応募総数:54品、出品者39名
おむすび部門で40品、焼きおむすび部門で14品
▶ 7月10日:マルシェ(株)メニュー開発部にて書類選考
料理長(男性)、その他6名(女性)のスタッフによる厳正な審査により、おむすび部門8品、焼きおむすび部門6品、計14品を選定。
選考方法
▶ 7月12日:マルシェ(株)にて最終選考
最終選考
▶ 選考者ご紹介(7名)
● おむすび実行委員会・谷垣雅之 代表
・マルシェ(株)取締役会長、ひまわりの里基本計画策定委員、大阪府立大学博士(経済学)
マルシェ(株)取締役会長・おむすび実行委員会・谷垣雅之 代表
● アサヒビール(株)近畿圏市場開発支社外食営業支店・船本大志 課長
アサヒビール(株)近畿圏市場開発支社外食営業支店・船本大志 課長
● マルシェ(株)加藤洋嗣 代表取締役社長
・メッセージ:
「北竜町のひまわりライスのおむすびで、世の中の人に食べてもらいたいという気持ちとその行動は、必ず地域の人の心を動かすことになると確信しております」
マルシェ(株)加藤洋嗣 代表取締役社長
● 摂南大学経済学部・持永政人 教授
・專門分野:観光学/人的資源管理論 研究内容:地方自治体との連携による地域活性化活動、地域媒体を活用した観光情報発信とブランドづくり、観光産業におけるインターンシップのあり方
● 立命館大学食マネジメント学部・田中浩子 教授
・経済学博士、管理栄養士、2050食生活未来研究会主催
立命館大学食マネジメント学部・田中浩子 教授
● 心の診療所 マルシェ(株)審査員(営業部門長)
・第一事業部・和唐茂 部長、第二事業部・本岡壮志 部長
心の診療所 マルシェ(株)審査員(営業部門長)第一事業部・和唐茂 部長、第二事業部・本岡壮志 部長
▶ 審査内容
・1.味、2.見た目、3.独創性、4.地域性、5.販売可能性の5つの項目を10段階に分けて評価
試食後、厳正なる審査により受賞作品の決定となりました。
選考時の様子
▶ 表彰式 & 受賞者コメント
表彰式
▶ おむすび部門
● 優勝(谷垣会長賞):「ベーコンチーズ」金打舞菜 様(妹背牛中学校2年生)
優勝(谷垣会長賞):「ベーコンチーズ」金打舞菜 様(妹背牛中学校)
・谷垣会長コメント:
「とにかく食べてその美味しさにビックリしました。深川産ベーコン・北海道チーズ・ひまわりライスがとてもよく合い、ひまわりオイルがその3つを取り持っている絶妙のバランスを感じました。これは、老若男女問わずお店でも絶対売れるはず!と確信します。これもまた妹背牛中学生恐るべし!
懇親会でも作っていただいたので、是非皆さん味わってみてください。本当に美味しいです」。
・賞金:5万円、副賞:アサヒビール・カルピスウォーター1ケース(24本)
谷垣会長コメント
・金打さんコメント:
「私達はクラスでこのコンテストに応募させていただきました。クラスの学級目標が『お弐ぎり~18人の素材をひとつに~』というもので、まさか、クラスから3人も受賞者がでるとは想像していなかったので、とてもびっくりしています。ありがとうございます!」。
金打舞菜 様コメント
● 準優勝(加藤社長賞):「THE ONIGIRI」岡部陽空 様(妹背牛中学校2年生)
準優勝(加藤社長賞):「THE ONIGIRI」岡部陽空 様
・加藤 審査員コメント:
「13歳、岡部陽空くん、見た目は派手さはないのですが、これはシンプルに美味しい。ですから、「シンプルイズベスト」です。そばの実を使ってネーミングも味もシンプルで、大阪のお店で「中毒にならないよう」に気をつけて販売させていただきます。
・賞金:1万円、副賞:アサヒビール・カルピスウォーター1ケース(24本)
・岡部さんコメント:
「クラスのみんなで、このおむすびコンテストに応募しました。その時調べて、使う材料が、深川産と北竜町産にこだわって作りました。食べた時の食感に面白さがあり、中毒性があります。5万円を上げたくなる美味しさです。ありがとうございました」。
岡部陽空 様コメント
● 3位(田中取締役賞):「ルーロー飯風おむすび」佐藤亜也子 様(深川市)
3位(田中取締役賞):「ルーロー飯風おむすび」佐藤 亜也子様(深川市文光町)
・田中 審査員コメント:
「具の味付けが絶妙です。またご飯と具のバランスが良く、大変美味しいおむすびに仕上がっています」。
・賞金:5千円、副賞:アサヒビール・カルピスウォーター1ケース(24本)
・佐藤さんコメント:
「大変光栄に思います。私は台湾が大好きで、大好きな北竜町と台湾を思い浮かべながら作りました。今日一緒にきている母にも沢山試食してもらい、家族に感謝しています。ありがとうございます!」。
佐藤亜也子 様コメント
● アサヒビール賞:「黒千石大豆まぜおむすび」浅木日登美 様(北竜町)
アサヒビール賞:「黒千石大豆まぜおむすび」浅木日登美 様(北竜町字和)
・船本 審査員コメント:
「シンプルな塩味と食感でかなり美味しく食べれました。炊きたてのご飯との相性は抜群です」
・贈呈:アサヒビール・スーパードライ1ケース(24本)
・浅木さんコメント:
「『黒千石カリッと』というお菓子を混ぜました。黒千石をお菓子として食べるだけでなく、北竜町のひまわりライスと一緒に食べていただきたいと思い作ってみました」。
浅木日登美 様コメント
● 特別賞(鈴木輝隆賞):「サンフラワーライスボール」永澤佑介 様(妹背牛町)
特別賞(鈴木輝隆賞):「サンフラワーライスボール」永澤佑介 様(妹背牛町)
立正大学経済学部・鈴木輝隆 特任教授
・鈴木輝隆 審査員:
立正大学経済学部特任教授、北竜町ひまわり観光大使。「日本全国の地域で人と人を繋げて「受粉」を行うみつばち先生」としてご活躍中!
・審査員コメント:
「ミツバチはピカイチの花をみつけました。海と田んぼがひまわりオイルで花咲いた、サンフラワーライスボール。美味しい、楽しい、美しい!!!おめでとうございます」
・贈呈:サンフラワーパーク宿泊券
・永澤佑介 様コメント:
「このような機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
見ていただくとわかるように、ひまわりをイメージしてこのサンフラワーライスボールを作りました。が、しかし、真ん中が黄色で、花びらが黒です。若干、逆だったなと今にして思いました。
またこのような機会がありましたら、応募して優勝を目指して頑張りたいと思います。宜しくお願いします」。
永澤佑介 様コメント
● 特別賞(梅原真賞):「オニぎり」溝口雄彗 様(深川市)
特別賞(梅原真賞):「オニぎり」溝口 雄彗様(深川市)
梅原デザイン・梅原真 代表取締役(武蔵野美術大学客員教授)
「オニぎり」溝口雄彗 様
・梅原真 審査員:
梅原デザイン 代表取締役、武蔵野美術大学客員教授、ひまわりの里基本計画策定委員。「農業や漁業、畜産業など一次産業の現場で地道に続く誠実なものづくりの『真価』を、デザインの力で発信し続けていらっしゃいます」。
・審査員コメント:
「おにぎりで「鬼」を作るとは! カワイラシイ『鬼ぎり』がパッと世の中を明るくします。『あかるい農法』の『あかるいオニぎり』よく考えました!!!天才です!」。
・贈呈:図書カード3千円分
・溝口さんコメント:
「色紙で色々考えてみました。おにぎりなので、鬼が思い浮かび、オニぎりにしました」。
溝口雄彗 様コメント
● 特別賞(JAきたそらち賞)「まぜにぎり」鎌田聖菜 様(妹背牛町)
特別賞(JAきたそらち賞)「まぜにぎり」鎌田聖菜 様(妹背牛町)
・和唐 審査員コメント:
「おにぎりに天かすや炒り玉子を混ぜるなどおにぎりの常識を覆す新感覚のおむすび!長ネギ、天かす、かつおぶし、炒り卵がひまわりライスに包まれた満足おむすびです」
・贈呈:JAきたそらち様より「ひまわりライス(ななつぼし)」10kg
・鎌田さんコメント:
「母と一緒に考えて、ほとんど母のオリジナル作品ですが、本当に良かったです」。
鎌田聖菜 様コメント
▶ 焼きおむすび部門
● 優勝(谷垣会長賞):「お好みやき風やきおむすび」村上潤成 様(妹背牛中学校2年生)
優勝(谷垣会長賞):「お好みやき風やきおむすび」村上潤成 様(妹背牛中学校)
谷垣会長コメント
・谷垣会長コメント:
「まさかお好み焼きソースが、おにぎりに合うはずがない!?と疑いながら試食しました。しかし、食べたら、この新しい味、旨さで、審査員みんなびっくりしました。この発想力に負けました。
村上くんのコメントにあった『関西人が審査員だから、関西のお好み焼きソースを使いました』というアピールポイントに、ハマってしまいました。ほんとうにお見事です!
この作品の凄さは、出品者が、食べる人(関西人)のことを深く考えて創作したものだからです。これは、商売の基本であり、この作品は、きたそらちの特産品と大阪に絆を表現するまさに絆むすびです。妹背牛中学生、恐れ入りました!」。
・賞金:5万円、副賞:アサヒビール・カルピスウォーター1ケース(24本)
・村上さんコメント:
「5万円もらえるとは思ってもいなかったので、びっくりしました。僕はお好み焼きが好きなので、このような案をだしてみました」
村上潤成 様コメント
● 準優勝(加藤社長賞):「ひまわりライス焼き味噌おむすび」髙田里枝 様(深川市)
準優勝(加藤社長賞):「ひまわりライス焼き味噌おむすび」髙田里枝 様(深川市西町)
・加藤 審査員よりコメント:
「手作りの味噌が決め手の作品です。黒千石大豆が良い具合に詰まっていて、これぞ、北竜町の焼きおむすびです。『こんなお酒に合う、焼きおむすびは食べたことがない』と一言、言わせていただきます」
・賞金:1万円、副賞:アサヒビール・カルピスウォーター1ケース(24本)
・髙田さんコメント:
「北竜温泉のショップで、手作り味噌や黒千石大豆が扱われているので、それらを組み合わせれば美味しいおむすびになるのではないかと考えました」
髙田里枝 様コメント
● 3位(持永取締役賞):「ひまわりベーコン焼きおむすび」磯田萌 様(札幌市)
・持永審査員よりコメント:
「ひまわりの香ばしさとベーコンのコク、そして爽やかなパセリの緑もうまくマッチして、味わい深いおむすびですね。シメの一品にピッタリです!」
● アサヒビール賞:「ねぎ味噌焼おむすび」榎本富美子 様(北竜町)
・船本 審査員よりコメント:
「ねぎみその風味とビールの相性が非常に良かった。居酒屋さん向けの商品だと感じました」
・贈呈:アサヒビール・スーパードライ1ケース(24本)
・榎本さんコメント:
「味噌と合うかなと思いつくってみました」
アサヒビール賞:「ねぎ味噌焼おむすび」榎本富美子 様(北竜町)
榎本富美子 様コメント
● 特別賞 JAきたそらち賞:「カリッと味そ焼」古澤真由美 様(北竜町)
・本岡 審査員よりコメント:
「黒千石味噌を使用していることで、北竜町とひまわりライス(ななつぼし)の良さがより一層伝わる工夫とアピールポイント通り味噌の香ばしさにそそられました。刻み昆布が入ることで味に深みが感じられ、とても美味しくいただきました」
・贈呈:JAきたそらち様より「ひまわりライス(ななつぼし)」10kg
JAきたそらち賞:「カリッと味そ焼」古澤真由美 様
▶ 北竜町からの参加賞
北竜町役場産業課・下浦健太 主事より紹介されました。
「北竜町オリジナルTシャツのポケットにあしらわれているギンガムチェックのオレンジは、北竜町の新しいロゴマークをアレンジしたものです。オレンジはひまわり、ギンガムチェックは田んぼをイメージしています。北竜町のキャッチコピー『あかるい農法』を、梅原真様より考案いただきました。今回、このオリジナルTシャツを参加賞として、北竜町から皆様にプレゼントさせていただきます」。
北竜町役場産業課・下浦健太 主事
北竜町オリジナルTシャツ
▶ マルシェ(株)様からの Good News
9月3日から9月末まで、優勝作品「お好みやき風やきおむすび」「ベーコンチーズおむすび」をマルシェグループの店舗にて販売決定! 各1個200円です。皆さん、お楽しみに!
・関西販売店舗:焼きそばセンター(9店舗)、ハッケン酒場(9店舗)、ハッケン食堂(2店舗)、餃子食堂マルケン(5店舗)の計25店舗。
優勝作品「お好みやき風やきおむすび」「ベーコンチーズおむすび」をマルシェグループ店舗にて販売決定!
▶ 記念撮影
写真撮影
▶ 懇親パーティ
場所を移動し、親睦会会場へ。
懇親会場
美味しいオードブル
優勝作品「おむすび」を手にする村上さん、金打さん、谷垣会長と一緒に!
優勝に輝いた 「ベーコンチーズ」金打舞菜さん(中)、「お好みやき風やきおむすび」村上潤成さん(左)、
主催者代表・谷垣雅之 会長(右)
▶ 乾杯:JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事
JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事
「実に盛大な素晴らしい表彰式でした。ありがとうございました。
妹背牛中学校では、勝部先生のご縁で、家庭科の授業でひまわりライスおむすびの取り組みを実施していただきました。妹背牛中学校の一等賞は、先生方のお陰です。是非、このおむすびが、大阪でどんどん売れますことを心から願っています。
今日は、大勢の皆さんのご参加いただき表彰式が行われました。ご参加に感謝申し上げるとともに、今後ともひまわりライスをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今回の企画をしてくださいました谷垣会長、ありがとうございます。去年からお付き合いさせていただいておりますが、春の播種の忙しい時に、電話がかかってきて『おむすびコンテストやらないかい!』というお話でした。どんどん企画が進み、今日の日を迎えることができました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
それでは、妹背牛中学生の皆さんも今回の経験を大事にしながら、頑張っていただきたいと思います。皆さんのしあわせを願って、乾杯!!!」と、北清地区代表理事の力強い乾杯のご発声です。
乾杯!
▶受賞者出品に関するエピソード
妹背牛中学校の皆さん
● 勝部由愛先生のお話
勝部由愛 先生
「今回は、北竜町出身の同僚の教師から『北竜町ひまわりライスおむすびコンテスト』を紹介していただきました。そこで、2年生の家庭科の授業で、クラス18人全員が応募しました。
2年生なので『弐』の文字を取り入れた『お弐ぎり~18人の素材をひとつに~』と題した学級目標を掲げていたので、全員で取り組みました。
おむすびのレシピを考案する時に、北空知の特産品を生徒に紹介したところ、生徒たちはそれぞれに、各地域の特産品を色々調べて、好きな具材を選んでおむすびに取り入れました。
1か月くらいかけて、試作を重ねました。生徒たちは、様々なユニークで意外な組み合わせを試みて、数々のレシピを考えました。今回のトライは、生徒たちにとって、大変良い経験となったと思います。
参加賞としていただいたTシャツを、今週末に開催される学校祭で、クラス全員でダンスを踊る際に、みんなで着用すると生徒たちは張り切っています」と、笑顔で語ってくださった勝部先生です。
● 坂本征人 校長先生のお話
坂本征人 校長
「今回、『お弐ぎり』という学級目標の下、クラスみんながひとつになって、ぎゅっと結んで、みんなで一緒に取り組んでいこうという『お弐ぎり』と『おむすび』のコンセプトが合致し、教員の想いが伝ったことが良かったと思います。
生徒たちが、『おむすび』をきっかけに、北空知(1市4町)の食材を色々調べて知ることができたことは、良い経験になったと思います。
今回、教員がこのような取り組みを探し当て、取り組む時間を作ってくれました。素晴らしい企画に出会ったことに感謝しています。
今後も、北空知地域の様々な取り組みに積極的に参加できればと思います。今日はどうもありがとうございました」と、お話くださった坂本校長です。
坂本征人 校長コメント
▶ 和気あいあいとご家族のみなさんと一緒に楽しい会場風景
和気あいあいの懇談風景
永澤佑介 様ご家族とパチリ
ひまわりすいか
▶ 「おむすビジネス」についての紹介
おむすビジネス
谷垣会長の奥様、ふるさと応援団マルシェ・谷垣ゆかり様が「おむすビジネス」について、丁寧にご説明されました。
ふるさと応援団マルシェ・谷垣ゆかり様
● ふるさとおにぎり百選
農林水産祭りの第25回記念事業の一環として、特別展示「ふるさとおにぎりまつり(1986年)」の実施のために、全国応募からおにぎり・おむすび・まぜごはんが選考され、百選として130以上が選ばれました。
「ふるさとおにぎり百選」農林水産省
北海道では3品「開拓おにぎり(石狩川沿岸地域)」「バター焼きおにぎり(雄武町)」「こんぶ巻きずし(様似町)」が選定されました。
「開拓おにぎり(石狩川沿岸地域)」「バター焼きおにぎり(雄武町)」「こんぶ巻きずし(様似町)」
その他、秋田県「だまっこもち」、神奈川県「御難おにぎり」、新潟県「けんさ焼き」「ちまき」、群馬県「きび赤飯」、福井県「ほうば飯」などがあります。
秋田県「だまっこもち」、神奈川県「御難おにぎり」
● おむすびの日
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、ボランティアの皆さんの手によって握られたおむすびの炊き出しが人々を救ったことから制定されたもの。ご飯と塩でできる、緊急時にすぐに食べれる、手によって人と人(心と心)が結ばれるという意味がこめられています。
「おむすび」と「おにぎり」
● おにぎり検定
おにぎりの魅力を国内外に発信する「オニギリスト」の育成を目的としたものです。
一般社団法人おにぎり協会
● おにぎり専門店「百千(ももち)」
東京都のJR品川駅構内にあるおにぎり専門店「百千(ももち)」では、47都道府県の名物おにぎりを販売。「えび天むす」(愛知県)、めざし(千葉県)、揚げ餃子(栃木県)など。
おにぎり専門店「百千(ももち)」
● 人気のおむすび屋・東京港区三田「三田おにぎり」
東京港区三田「三田おにぎり」
● おにぎらず専門店「笑屋NICO-YA」
大阪のニコニコのり(株)の「おにぎらず専門店「笑屋NICO-YA」のご紹介。
おにぎらず専門店「笑屋NICO-YA」
● 佐藤初女さん
・佐藤初女さん(2016年95歳で逝去):青森県岩木山麓にある「森のイスキア(救いを求めて訪れる人たちの癒しの場)」を主宰。「食はいのち」と語り、多くの人々に勇気を与える伝説のおむすびを握る(心で結ぶおむすび)。
佐藤初女さん
・佐藤初女さんのお言葉:
「おむすびの「手」のぬくもりが「透明感のある旨味」をつくる 」
・谷垣雅之 会長のお言葉:
「おむすびは農村を輝かせる。お米は日本の主食です。にもかかわらず、お米の消費量は減少し続けている。一方、コンビニ・飲食店などでのおにぎり・おむすび需要はあがっている」
「日本一のお米を作り、販売する使命がある」
マルシェ株式会社ひまわりライスの販売実績15トン(計21店舗)
▶ 「おむすび同好会」の提案
おむすび同好会
「みんなでおむすびの将来について語り合おう!」「おむすびで企業しよう!」。
同好会メンバー募集中
北空知のお米が全国的に有名になり、ムーブメントが沸き起こることを願っています。
楽しい懇親会
▶ 閉会のご挨拶:アサヒビール(株)近畿圏市場開発支社外食営業支店・船本大志 課長
アサヒビール(株)近畿圏市場開発支社外食営業支店・船本大志 課長
「札幌市白石区にアサヒビール北海道工場があります。ビールが飲み放題でもありますので、観光地としてよっていただければと思います。
今日は、長時間にわたり、『おむすびコンテスト』にご参加いただき、ありがとうございました。授与された賞金を楽しく有意義に使っていただければと思います。懇親会では、突然のご指名にも関わらず、坂本校長先生、勝部先生のお話で、大変盛り上げていただき、ありがとうございます。これからの中学校生活を大いに楽しんでいただければと思います。
日本人の主食であるご飯の糖質が不足すると、頭が回らなくなります。中学生の方々も勉強に支障をきたします。日本に食文化であるおむすびを広めることが、北竜町の『あかるい農法』の発展にも繋がっていくと思います。
今後『おむすび同好会』にもどんどん参加していただき、北竜町おむすびを盛り上げていきたいと思います。また、是非、家族旅行などの歳には、大阪にも立ち寄り遊びにきていただければと思います。
最語に、大阪で流行りの締めのサイン、元気に明るく「ビクトリー(Victory)!」で〆たいと思います。皆様、ご唱和願います。それでは、『本日お集まりの皆様ときたそらちの益々の発展を祈念いたしまして、Victory!」ありがとうございました!』と船元課長に締めのお言葉でした。
ビクトリー(Victory)!
ビクトリー(Victory)!
記念撮影
この素晴らしい「ひまわりライスおむすびコンテスト」を企画してくださった、マルシェ(株)谷垣雅之 会長をはじめ、関係者の皆様に、心から感謝も申し上げます。ありがとうございました。
「心と心をむすび、ひまわりのように笑顔になれる、北竜町ひまわりライスのおむすび」の今後の益々の発展を祈念いたします。
日本食の命の魂宿るお米を通して、人と人とが手を繋ぎ合い、心と心と結ぶ「おむすび」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
優勝に輝いた「ベーコンチーズ」金打舞菜 様(右)、「お好みやき風やきおむすび」村上潤成 様(左)
▶ 関連記事・サイト
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子