2020年2月10日(月)
2月4日(火)、サンフラワーパーク北竜温泉にて、北竜メロン生産組合40周年記念式典が開催されました。
式典資料
開式
司会の北竜メロン生産組合・高畑克洋 副組合長より開会のことばが述べられ、式典がスタート。
式辞:北竜メロン生産組合・前田規文 組合長
「本日、北竜メロン生産組合が40周年を迎えるにあたり、一言御礼の言葉 を述べさせて頂きます。また、時節柄、何かとご多用の中、佐野町長を始め多くのご来賓の方々が、お祝いに来て頂いた事に感謝申し上げます。ありがとうございます。
昭和54年(1979年)の試作に始まり、翌昭和55年には組合が発足し、現在に至ります。幾多の困難を乗り越えられてきた諸先輩方々、ご指導・ご協力をいただいた関係各位の皆様に感謝申し上げます。
激動の40年、その経過には度重なる農業をめぐる情勢の変化、また、農家の高齢化、さらには、農地移動等による水田面積の拡大等により、当組合も平成3年をピークとして、戸数・面積・販売額が減少してきています。
しかし、現在の状況を維持しながら、安全・安心な北竜メロンを消費者の方々へお届けすることが産地としての進むべき道ではないかと考えております。
結びとなりますが、生産者の皆様がご健勝にて過ごされますこと、さらには関係各位の皆様にも、今後一層のご指導・ご支援をお願い申しあげ、式辞とさせて頂きます。本日はありがとうございました」、と前田組合長。
Trình bày thư cảm ơn
役員功労者の方々へ感謝状が贈呈されました。
・北竜メロン生産組合顧問:川村功 様、高石和彦 様、水谷茂樹 様、川島史伸 様、渡辺恵一 様
謝辞:北竜メロン生産組合・川村功 顧問
代表として川村功様の謝辞が述べられました。
「本日、北竜メロン生産組合40周年が皆様とともに迎えられましたことを、大変嬉しく思っとります。只今、感謝状をいただき、深く感謝申し上げます。ありがとうございます。
40年といいますと、私も農業をやり始めて38年が経ちました。私の農業人生には、常にメロンがありました。
近年、メロンの生産者も減りましたが、ひとつの基準であります販売額1億円をキープしてるところです。
私も老骨に鞭打って、50年に向けて、そして母さんの了解を得ての話にはなりますが、今後10年に向けて頑張って、皆さんとともに良いメロン、そして価格の高いメロンを作っていきたいと思います。
関係各位の皆様には宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました」。
来賓祝辞
Thị trấn Hokuryu/Thị trưởng Yutaka Sano
「本日は、北竜メロン生産組合40周年記念式典、誠におめでとうございます。こうして大勢の方々が参加し、盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。日頃より、町行政に盛大なるご支援ご協力をいただいておりますことにお礼申し上げます。
只今、長年に渡り、北竜メロンの生産にご尽力いただきました皆さんに感謝状が贈呈されました。行政の立場からお祝い申し上げます。
今年は静かで穏やかで、温かい新しい年の幕開けでありました。1月は本当に雪が少なく、心配なこともありますが、まだまだこれからが、厳しい冬の本番であります。今日も雪が降りましたし、営農には影響がないものと願っております。
さて、昭和55年に北竜町ではじめてメロンが栽培されました。平成3年には、172戸の生産農家、面積72haで、夕張に次ぐメロン生産地として、多くの地域からも評価されてきました。しかし、生産者の高齢化に伴い、昨年は7ha、30戸ということです。
前田組合長を中心に、北竜町特産品であるメロン生産の向上、栽培技術の向上に向けて日々研鑽されています。心から敬意を表するところです。また、ふるさと納税においても、メロンの数量の確保、みのちっち北竜を中心にメロンに取り扱いをさせていただいております。重ねてお礼申し上げます。
町といたしましても、栽培ハウスへの助成、農業人フェア等による新たな担い手の確保など、積極的に取り組んでいく所存です。JAの皆さんとともに、多くの関係の皆さんとともに、これからもメロンの生産地として取り組んで参ります。
そんな中、昨年は新規就農者の方が、独り立ちいたしまして、生産されたメロンを『こんなに立派なメロンができました!』と役場に持ってきてくださいました。関係者の皆さん、生産者の皆さんに技術指導をしていただいたお陰だと思います。新規就農の皆さんが、はじめて育てたメロンを届けてくださって、本当に嬉しく思いました。
北竜メロン生産組合の益々のご発展と皆様のご健勝・ご多幸を、さらには、今年の秋、素晴らしい出来秋でありますよう、北竜町の農業が、素晴らしい1年でありますよう、心からご祈念申し上げて、お祝いの挨拶とさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます」と佐野町長。
JAきたそらち・柏木孝文 代表理事組合長
「北竜メロン生産組合40周年、誠におめでとうございます。北竜メロンの栽培がはじまった昭和55年の年は、振り返りますと、私は高校生でした。その頃から40年間、脈々と北竜町の特産品としての地位を確立されました。歴代の生産者の方々、組合員方々、生産者の方々のこれまでのご努力に感謝を申し上げます。
私はメロンの方は栽培経験はございませんが、毎年、北竜町のすいか・メロン祭りには、できる限り参加させていただいております。盛況なメロン祭りを拝見して、皆さんが作られているメロンを毎年楽しみに求める消費者の方々がいらっしゃることを常に実感しています。
生産者の方々もメロンを心待ちにしている消費者の方々を思い、真心こめて栽培されていらっしゃると思います。より一層良いメロンを栽培されますことを願っております。
このように沢山の生産者のお集まりのもと、40周年式典が行われております。今後、50年、60年に向けて、ご自愛いただきながら、こらからも末永く北竜メロンの栽培に取り組んでいただければと思います。この地域が益々発展することをご祈念いたします。
本年、異常な天候の中で、作況には異常はないといわれていますが、若干の心配はあります。皆様方の努力が、形になって良いものが作れることをご期待申し上げます。今年1年良い年になることをご祈念申しげます。本日は、おめでとうございます」と、柏木組合長のお言葉です。
Thông báo điện tín chúc mừng
「40周年おめでとうございます。貴組合のいままでのご功績に敬意を表すとともに、今後更なるご繁栄をお祈りいたします。株式会社キョクイチ代表取締役社長 角谷靖」様。
乾杯ご発声:株式会社キョクイチ・岡本賢和 執行役員
「北竜メロン生産組合40周年、おめでとうございます。前田組合長はじめ、生産者の皆様のご努力があって、この日が迎えられたこととお喜び申し上げます。
世間では、会社設立の際、1年で半分の会社がなくなり、3年で30%、5年で15%、10年では5%、更に、30年を超えると、0.02%しか残っていないそうです。ということは、この40周年という数字は、皆様お一人お一人が企業の社長であり、その方々が40年築き上げてきた、素晴らしい数字であります。
そして、生産組合のスローガンに、『産地としての責任、信頼される生産・販売』とありますが、素晴らしいことだと思います。我々も、安心安全を約束して、皆様に食を届けることを一生懸命やっているので、気持ちは皆様と一緒だと思います。
先程のお話にもありましたが、やはり農家はお母様次第だということもわかりました。お母様に了解をとりながら、もっともっと皆様に頑張っていただいて、これから先50年60年、北竜メロンが、もっともっと名前とともに広がっていくことを願っております。
今日の北海道新聞にも掲載されておりますが、我社が新しく建てた冷蔵庫の竣工式が行われました。約6,500トンの商品が入るようになりました。マイナス60℃で保存可能です。これは、食をしっかりと安定的にお届けするための会社の方針によるものです。
皆さんのスローガンのように、信頼できる産地があり、販売計画がしっかりできるよう我々も努力していきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
北竜メロン生産組合の皆様のご発展と、参加の皆様のご健勝をご祈念申し上げ、乾杯いたします。乾杯!!! おめでとうございます」と岡本様のご発声でした。
祝賀会
和気あいあい
ẩm thực sang trọng
豪華なお料理が並び、祝杯をあげて喜びを分かち合いました。
締めの音頭:橋本勝久さん
「40周年、誠におめでとうございます。顧みますと、私は北竜メロン生産組合発足の昭和55年31戸の生産者の中のひとりです。現役は退きましたが、なんとか足の動く限り、頑張りたいと思います。
この40年間、170戸を超える生産者さんを見てきましたが、農業情勢の変化で減少はしていますが、現在の30戸の農家がより一層頑張って、より良いものを生産していきたいと思います。これからもご指導いただき、皆さんにお世話になりながら、精一杯頑張っていきたいと思います。
それでは、一本締めでお願いします。よぉーーーポン!」と威勢よく、橋本さんの締めの音頭となりました。
閉会のことば
JAきたらち北竜支所青果部・斉藤利満さんの閉会のことばで、滞なく記念式典が終了となりました。
40年の歳月の流れの中で、数々の困難を乗り越え、引き継がれていく先人の方々の偉大なる魂。。。
青肉メロンとして確固たる地位と極上の美味しさを秘めた北竜メロンに、限りない尊敬と感謝と祈りをこめて。。。
Những bức ảnh khác
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◇ Nhiếp ảnh/biên tập: Noboru Terauchi Phỏng vấn/văn bản: Ikuko Terauchi