10 観光開発計画と構想 :恵岱別開発構想(スキー場)

10 観光開発計画と構想 :恵岱別開発構想(スキー場)

昭和59年(1985年)恵岱岳開発構想(スキー場)

北竜恵岱岳総合森林レクリエーション開発
エタイリゾート(第3セセクター 三栄スポーツ)

  • スキー場ゲレンデ面積:85.40ヘクタール
  • 青少年リゾートセンター:鉄筋コンクリート造 10,734㎡・同体育館:鉄筋造り 1,650㎡
  • 遊歩道・キャンプ場、運動場グラウンド・テニス場・アスレチック
  • 複線交走式150人乗りロープウェイ(3,386m)
  •  2人乗り連絡ペアリフト(300m)
     6人乗りキャビン(2,100m)
     

  • 前期計画 約41億2800万円
  • 維持継続 約14億6200万円

当時バブル景気でリゾートブームとなった背景があり北竜町でも「恵岱岳開発(スキー場)構想」があった。この構想は、暑寒別岳国定公園と雨竜沼の環境破壊問題があった。また、平成2年にできる「サンフラワー構想計画」で計画を中止することになる。

カムイスキーリンクスと比べるとカムイゴンドラ(4名乗り)は2,327mあり、恵岱リゾートの計画では、更に1km長いロープウェイとなる。構想としては富良野スキー場とほぼ同じ標高で北の峯ゴンドラ(6名乗り)が2,958mなのでほぼ恵岱岳開発は富良野スキー場と同じくらいの規模となる。

雨竜沼は、その後ラムサール条約を平成12年(2005年)に締結をする。このラムサール条約は、湿地の保護と利用管理を目的とした国際条約です。

しかしバブル崩壊で、現在リゾート地が活気を失いほとんどが倒産や廃墟みたいになったところが数多くある。しかし、ニセコリゾートだけは、インバウウンド効果で活性化している。

この恵岳リゾートを実施されていた場合、ニセコの様に活気に溢れていたのか、芦別市カナディアンワールド、夕張市石炭歴史村・マウントレースイスキー場、赤井川村キロロリゾート・深川スキー場のように荒廃していたかもしれない。

 

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