② 金比羅公園
小高い丘の上にあるこの公園のアクセントは、池に架かる赤い太鼓橋と、休憩場所の赤い屋根。例年5月上旬から6月上旬にかけてはエゾヤマザクラやシバザクラが咲き誇り、また秋には紅葉に包まれ四季折々の美しい風景を楽しむことができる。
国道275号線と道々94号増毛稲田線の交差点から西へ約2kmに敷地2.4haの金比羅公園がある。
町は昭和45年(1970年)に金比羅公園造成事業を3か年計画で施行、敷地内には貯水池、道路、休憩所、駐車場、給水施設、トイレ、野外ステージ・キャンプ場等が整備された。公園には、多くの桜の木が植栽されている。
これは、三谷金比羅宮の役員が中心となって澤田源市氏の滝川市江部乙町に所有する山から約3m前後の桜の木を45本掘り起こし植樹をし、又昭和54年に深川市大谷種苗社長(大谷武氏)に金比羅公園の山裾に芝桜を植栽(スカート作戦)する相談を事務局の佐光勉氏がしたところ、大谷氏から私は三谷出身でお世話になったので10万円相当の芝桜を寄贈して頂く。
三谷町内会の協力により植栽し、ツツジや花木等を移植して公園としての整備をした。しかし、桜についてはほとんど根が付かず、その後北竜町ライオンズクラブの会員によって桜100本と芝桜1,500株が植栽された。桜まつりは、昭和45年第1回から平成3年第22回まで開催された。