真竜神社秋季例大祭 2011(その1)真竜獅子舞・練習

2011/09/09 23:39 に 寺内昇 が投稿   [ 2011/09/13 2:00 に更新しました ]
2011年9月10日(土)

平成23年度真竜神社秋季例大祭(小坂一行 祭典委員長)が、宵宮祭(9月8日・木)、御本祭(9日・金)、翌日祭(10日・土)の3日間に渡り厳粛に執り行われました。

五穀豊穣を祈念し、先祖を尊び、神恩に感謝を捧げる秋祭り。この祭りの神事にて、神霊が移された御神輿が町を巡幸し、神秘的な力をもった霊獣の舞である獅子舞が、降臨した神の露払いとしてその場を清めていきます。

北竜町では、北竜町商工会・青年部と北竜町役場の若者衆による御神輿が各地区を練り歩き、農家とJAきたそらち北竜支所職員の若者衆による真竜獅子舞が勇壮なる演舞が繰り広げられます。



真竜神社(北海道北竜町)


北竜町で受け継がれている真竜獅子舞は、1927年(昭和2年)生まれの84歳。

この獅子の産みの親は、富山県出身の藤沢四太郎氏、兵庫県出身の藤江佐平氏の両氏。真竜獅子舞は、越中獅子と淡路獅子をモチーフにして、両氏が手探りで創作の後、指導しました。勇壮活発な獅子舞の誕生です。この獅子達は、同年、真竜神社の秋祭りに奉納。

以来戦後の多くの困難を乗り越え、その伝承に先人の情熱と心血が注がれてきました。そして、1972年(昭和47年)には、熱意ある人々により真竜獅子舞保存会が設立。

さらに北竜獅子舞誕生60年という節目の1987年(昭和62年)に、北竜町無形文化財(北竜町文化財保護条例)に指定されました。 今尚、この真竜獅子舞は北竜町の貴重な文化財として脈々と守り伝えられているのです。

現在、獅子頭として若衆を指導し、全体を取りまとめていらっしゃるのは、藤井啓二さん。農業を営む傍ら、獅子舞に取り組むこと15年のベテランです。

真竜獅子舞は、獅子頭を中心に、青獅子2名、赤獅子2名、獅子取り2名、太鼓2名、笛5名の総勢14名。


    真竜獅子舞保存会(澤田正人 会長)2011年度名簿 (敬称略)

    ・獅子頭:藤井啓二(農業)
    ・青獅子:小野崇(農業)、大場淳(農業)
    ・赤獅子:小島和也(JA職員)、藤井孝裕(農業)
    ・獅子取り:堂前智史(農業)、川田透(農業)
    ・太鼓:吉田健(農業)、高田昌幸(農業)
    ・笛:小松修(農業)、土居正典(農業)、吉田修(農業)、川本雄太(JA職員)、谷内健二(JA職員)



夜間練習に気合いが入ります@JAきたそらち北竜支所
(撮影:2011年9月7日)


今回、秋祭りにおける若き獅子達の足跡を追いました。

獅子舞の練習は、祭りの2週間くらい前から続けられています。改善センター前の広場や、雨天のときはJAきたそらち北竜支所の屋根下をお借りして、夜7時頃から開始。仕事を終えてからの練習は、多くの忍耐と努力の積み重ね。。。その練習ぶりに、若者達の何事をも乗り越え、成し遂げていこうとする情熱が強く感じられました。

こうした貴重な伝統芸を守り抜いていこうとする若き獅子達。先輩方々の教えを繰り返し繰り返し行う事によって身体で覚え、魂で感じ取っていく事の難しさを痛いほど味わっていることと思います。

継承する若者が減少傾向にある時代の中で、先人方が成し遂げてきた、伝承していくことの難しさ・大変さは計り知れないほど大きいに違いありません。


    
左:青獅子  右:赤獅子


御本祭を待ちわびる、青獅子と赤獅子


真竜神社秋季例大祭 2011(その1)真竜獅子舞練習  写真(14枚)はこちら


その2に続く・・・▶

◆ 参考・特集記事

真竜神社秋季例大祭 2011(その4)御本祭(2011年9月10日)
真竜神社秋季例大祭 2011(その3)御本祭(2011年9月10日)
真竜神社秋季例大祭 2011(その2)宵宮祭(2011年9月10日)

平成22年度真竜神社秋季例大祭(2010年9月9日)


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