北竜町の各種団体・企業・飲食店など >
指定介護老人福祉施設
特別養護老人ホーム「北竜町永楽園」
短期入所生活介護・通所介護事業所・居宅介護支援事業所



特別養護老人ホーム「北竜町永楽園」・地図〒072−2512
北海道雨竜郡北竜町字和19番地の6
Tel:0164−34−2050
Fax:0164−34−2144

ブログ:北竜町永楽園だより



(2014年4月1日現在)

施設概要         杉山泰裕 園長のお話     職員     施設内の様子     沿革     関連ページ     リンク集     Top ▲

 施設名  北竜町永楽園(ほくりゅうちょう えいらくえん)
 介護保険事業者番号  北海道 指定 第0177400157号
 運営サービス  指定介護老人福祉施設
 特別養護老人ホーム、短期入所生活介護、通所介護事業所、居宅介護支援事業所
 設置・運営主体  北竜町(代表:佐野豊 町長)
 開設年月日  昭和61年(1986年)4月1日
 定員  入居80名、ショートステイ12名、通所20名
 居室  4人部屋16室、2人部屋9室、個室10室(地上階1階)
 利用対象となる方  要介護認定において、要介護状態(要介護1〜5)と判断された方
 入所利用の手続き  ・担当の介護支援専門員にご相談ください
 ・直接、永楽園にご相談ください
 ご利用されるに
  あたって
 ・ご利用者への抑制行為は行っておりません
 ・ご本人の意思を尊重し援助に努めております
 ・食事や入浴など生活のメニューを自分で選ぶことがます
 ・徘徊等の認知症や糖尿病などの病気を抱えている方も、お気軽にご相談ください
 医療等協力機関  ・医療:北竜町立診療所(永楽園に隣接)
 ・歯科:北竜町立歯科診療所(町内)
 園長ほか  ・園長:杉山 泰裕(すぎやま やすひろ)
 ・次長:森 能則(もり よしのり)
 ホームページ  ブログ:北竜町永楽園だより(2011年1月開設)
 玄関でお出迎えする
 銘板「和心」


    和心
 「和心」作品紹介
 永楽園、ご入居者、デイサービスご利用者、ショートステイご利用者の皆様が毎日少しずつ字を彫り、やすりをかけすべて手作りで仕上げた作品です。
 題字に選んだ「和心」は北竜町の中心地である「和(やわら)」そして「和(なごみ)」にちなみ、「心(こころ)」を込めて作り上げよう、また「心(こころ)が和む場所でありたい」との思いから決定いたしました。
 作品は皆様をお迎えする永楽園正面玄関に飾ります。

特別養護老人ホーム北竜町永楽園ご案内  
左:北竜町永楽園ご案内  右:「和心」の作品紹介
管内ご案内   お知らせ(重要事項)   施設料金表(基本) 
左:館内ご案内  中:お知らせ(重要事項)  右:施設料金表(基本)


杉山泰裕 園長(54歳)のお話   施設概要     職員     施設内の様子     沿革     関連ページ     リンク集     Top ▲

この度、お忙しい中、永楽園について杉山園長にお話をお伺いいたしました(取材:2013年12月18日)。

永楽園では、様々なイベントが1年を通じて開催されています。
その中でも4つの大きな行事として、新年のはじめの「新年会」、7月下旬に1週間に亘って開催される「ビアガーデンパーティー」、9月の感謝祭である「合同行事」はご利用者さんのご家族と職員が一緒にお祝いするイベント、そして、1年の締めくくりとして「忘年会」が開催されます。

ブログ「北竜町永楽園だより」での発信

永楽園では、杉山園長を中心に、園で開催されるイベントや園の日常をブログで発信しています。それぞれ担当したスタッフに写真撮影をしてもらい、それらをまとめて杉山園長が記事にしてアップ。仕事をこなしながらの写真撮影や記事作成は、大変な作業。作業の連携やコンビネーションがスムーズに回ってこそ継続することができます。
「スタッフからの写真を集めて記事をまとめることは、思いの外時間のかかる作業です」と杉山園長。

杉山泰裕 園長経歴

昭和34年(1959年)生まれ、北竜町碧水出身。碧水小学校、北竜中学校、沼田高校、道内の大学を卒業後、旭川市の日産自動車(株)へ就職。4年間旭川市で過ごした後、北竜町へもどったのが昭和61年(1986年)。

杉山さんは、日産自動車勤務当時、旭川市の担当地区の住宅街をまわって営業活動をする上で、どうしたらお客様とコンタクトが取れるか知恵を絞りました。昼間はご主人が仕事で家を留守にいるためなかなかアポを取ることができません。考えた末に思いついたアイデアは、奥様方が参加しているテニスクラブに入ること。テニス仲間として会話を進め、信用を獲得して契約に結びつけてることができました。

杉山さんは、若い頃経験した営業の仕事を通して、相手の心を読み取り、しっかりと受け止めて、相手の心に対応するという気配りがこの当時から培われていたのです。このことが、難しい園長の役職に見事に活かされているのでしょう。

杉山さんは「セールスは人間形成においてとても価値のある仕事だ」と認識していたものの、長く続ける仕事ではないと感じていました。そこで、営業を辞め1年間バイトをしながら、次の仕事への道を模索。病院関係の仕事に就きたいと考えて、仕事をしながら医療事務を勉強して資格を取得したのです。

杉山さんが26歳になる昭和60年(1985年)、地元北竜町では、翌年4月に特養「永楽園」が開園することとなり、職員を募集していました。そこで、杉山さんは、永楽園の職員募集に応募。面接が進むにつれ、札幌の病院など受けていたこともあっていろいろ悩んだ末、地元に貢献するため永楽園の就職を決意。

その時、決心を促した言葉が「戻ってきて、お世話になった北竜町の為に仕事をしなさい。新しい施設で、施設の新しい歴史を作って、北竜町の為に働きなさい」という先輩の有難いお言葉。杉山さんは、永楽園の就職を決意しました。

永楽園開園当時の昭和61年(1986年)から永楽園に勤務。平成元年(1989年)には結婚、家庭を持ちました。
平成21年に(2009年)、園長に就任し今年で4年目、現在に至ります。

 杉山園長の日頃のモットー
杉山泰裕 園長
「元気よく明るく自然体」

仕事は、毎日100%でやってたら、体が持ちません。日頃「力を抜けるところで抜いて、70~80%の力を出してください。いざというときには、100~120%の力を出さなければなりません。そんな時のために、普段は力を貯金して、余力を残しておいてください」とスタッフにはいつも言っています。

現状の問題点

職員の育児休業・離職などにより、適正な職員構成を維持することが難しくなっていますが、日々最善を尽くしています。

・熟練職員の経験を若手職員へどのように伝えたらよいか
・職員の育児休業中、あるいは育児休業後のスタッフ配置の難しさ(夜勤や土日曜出勤が困難となる場合があるため)
・職員の入れ替わりにおける対処・対応方法
・臨時職員の確保
・介護保険法と老人福祉法との内容の違いによる対応など

杉山園長の施設運営に関するメッセージ

「永楽園は福祉サービスの砦、町民の期待に応える施設」

永楽園は、町民にとって「福祉サービスの砦」です。今後、制度の範囲の中で、町民の信頼に応えることのできる施設、安心して利用できる施設を目指したいと思っています。スタッフ皆さんの頑張りが園を支えています。そんな笑顔いっぱいの職員には心より感謝しています。
これからも、限られた資源の中で、精一杯町民の期待に答えられるように努力していきたいと思っています。

        ・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

手作りの亀杉山園長のお話は、杉山さんならではの営業法、人生の選択、施設運営に対する姿勢、様々な視点から杉山さん独特の考えや想いを感じることができました。
自分の中に1本筋の通った志を持ち、まわりに振り回されること無く、自分の考えを貫き通す意志の強さ。そして、常に細かい心遣いと相手を思いやる優しさを併せ持っていらっしゃる杉山園長です。

まわりの環境に対し、肩に力をいれることなく、あるがままを受け止め進んで行く姿勢。いざという時には、120%の力が発揮できるように、余力を残して前へ進んでいく。その為の「努力」を積み重ねていく。。。
杉山園長の好きな言葉「Let it Be、ありがとう、悠々として急げ」には、杉山さんらしい熱い想いが表現されているように思います。

北竜町の福祉サービスの砦、
人生最後の住処であり、そして楽園である
北竜町特別養護老人ホーム「北竜町永楽園」に
大いなる尊敬と感謝と祈りをこめて。。。


職員の皆さん    施設概要     杉山泰裕 園長のお話     施設内の様子     沿革     関連ページ     リンク集     Top ▲

北竜町永楽園の職員の皆さん 
北竜町永楽園で働く職員の皆さん

北竜町永楽園の職員の皆さん 
園内の壁に貼ってあるスタッフの紹介


施設内の様子         施設概要     杉山泰裕 園長のお話     職員     沿革     関連ページ     リンク集     Top ▲

北竜町永楽園の施設内の様子 
広々としたパブリックスペースで思い思いにくつろぐご利用者の皆さん

北竜町永楽園の施設内の様子 
施設を飾る手作りの飾りなど

永楽園の外観、隣接する公営住宅   永楽園の外観、隣接する公営住宅 
左:町道を隔てて隣接する公営住宅  右:永楽園の外観


沿革         施設概要     杉山泰裕 園長のお話     職員     施設内の様子     関連ページ     リンク集     Top ▲

 昭和61年(1986年)  1月31日完工(定員50名)
 平成元年 (1989年)  7月26日増床工事完工(定員80名)
 初代園長  田中 保 氏  昭和61年(1986年)4月1日〜平成 4年(1992年)3月31日
 2代目園長 高橋 哲平 氏  平成 4年(1992年)4月1日〜平成 9年(1997年)3月31日
 3代目園長 藤井 俊雄 氏  平成 9年(1997年)4月1日〜平成12年(2000年)12月31日
 4代目園長 水原 範彦 氏  平成13年(2001年)1月1日〜平成16年(2004年)3月31日
 5代目園長 浅野 進 氏  平成16年(2004年)4月1日〜平成21年(2009年)3月31日
 6代目園長 杉山 泰裕 氏  平成21年(2009年)4月1日〜


関連ページ         施設概要     杉山泰裕 園長のお話     職員     施設内の様子     沿革     リンク集     Top ▲

<特集記事> 忘年会 2013@特別養護老人ホーム 北竜町永楽園(2013年12月24日)
 職員・介護員の方々を中心に、特養部、ショートステーサービス、デイサービス、居宅サービスのご利用者の皆さんと一緒に、この1年間のすべてに感謝する行事です。
<特集記事> ご家族合同行事(敬老の日&収穫祭)@北竜町永楽園(2013年9月17日)
 ご利用者さんとご家族の方々、介護員さん、職員の皆さん、お料理を委託しているグリーンハウスのスタッフの方々が、みんなで協力し合い、楽しくお料理して、美味しい秋の味覚を味わいます。
<北竜町の団体ブログ一覧> 北竜町永楽園だより(2011年1月21日)

 北竜町の団体活動が、ブログで日本全国に発信中。北竜町の今をお伝えしています。
<特集記事> 北清ユキさん 100歳おめでとうございます!(2013年5月15日)
 5月10日(金)特別養護老人ホーム「北竜町永楽園」で、北清ユキさんの100歳のお祝いに、竹内範行副町長から花束が贈呈されました。
<特集記事> 真竜神社秋季例大祭 2011(その4)御本祭(2011年9月10日)
特別養護老人ホーム・北竜町永楽園の皆さんが見守る中、御神輿・獅子舞が到着。御神輿には、先導役の猿田彦(「天狗さん」の愛称で親しまれている)、旗持の方々が続きます。
<お知らせ> 松田次史さん(トランペット)・真保響さん(ピアノ)の永楽園コンサート(2011年6月15日)
永楽園25周年記念・ひまわりコンサート・プログラム「平成23年6月27日(月)14:30 演奏開始」

<特集記事> 特別養護老人ホーム・北竜町永楽園へ「ひまわりすいか」が寄贈されました(2010年7月1日)
きたそらち西瓜生産組合ひまわりすいか部会・会長の西野利幸さん、役員の渡辺俊成さん、杉本克裕さんから、特別養護老人ホーム「北竜町永楽園」園長・杉山 泰裕さんへ「ひまわりすいか」が寄贈されました。


リンク集         施設概要     杉山泰裕 園長のお話     職員     施設内の様子     沿革     関連ページ     Top ▲

 厚生労働省 介護・高齢者福祉  高齢者が尊厳を保ちながら暮らし続けることができる社会の実現
 北海道 高齢者保健福祉課  北海道の高齢者にかかる保健福祉などの施策・情報
 空知総合振興局
       介護・高齢者福祉
 介護保険について、高齢者福祉についてなど
 独立行政法人 福祉医療機構  福祉の増進と医療の普及向上を目的として設立(WAM)


◇ 撮影・編集=寺内昇  取材・文=寺内郁子