16 観光振興ボランティア等 1
竜トピア会
昭和62年、農・商と言わず職域を超えて一緒になって町づくりを考える会を北竜町の竜と理想郷のユートピアをもじって「竜トピア会」ができた。翌年(昭和63年)千支が辰年で町のイメージにふさわしい竜づくり会議を4月6日母と子の家で開催した。竜づくり会議には・「商工青年部」「竜トピア」佐々木康宏、村上正裕、佐光勉、新保武司、小松忠彦、小松祥助・「農協青年部」澤田正人、川本隆幸・「青年団体連絡協議会」北島勝美、保浦秀敏・「ふるさと青年会議」小坂一行、善岡謙ニが参加した。辰年、北竜の年として、若人の力で竜を制作し、町を代表とするイベントにしたいので、みんなの力を借りたいと趣旨を説明。
このことについて全員が賛成した。これを契機に青年組織のネットワークが誕生し皆で地域興しに取り組む。連絡協調をとって、いろんな行事を行う、ゆきんこまつり、自作そり大会等を話し合った。ここに北竜町青年組織が大同団結して、竜を作る事に決めた。これは歴史的なことであった。
4月30日、商工会館において「竜づくり実行委員会」を開催、当日の出席者は、佐光勉、村上正裕、牧野喜美夫、橋本義幸、新保竹司、宮脇順治、吉本一夫、佐藤靖雄、三浦一則、腰越誠、有馬好章、小松忠彦、籐井雅仁、小松祥助、佐々木康宏、千代崎幸隆、松浦繁弘、北島勝美、西山靖之、中山成幸、保浦秀敏、佐藤稔、畑島俊治、川本雅恵。
竜作りのスタートは、本町の開拓記念日の5月17日から7月までの約2か月で延べ400人以上の協力を戴き、辻晃俊の指導のもとに、青龍・白龍を完成。資金は町民に呼びかけ、竜のウロコー枚500円の協力をしていただく、そのウロコの裏側に協力者の名前を記入した。
竜踊りは、若者たちが練習を重ねて、町のイベント(ひまわりまつり、町民体育大会、町民盆踊りで踊りを披露する。
竜トピアの最大事業は「巨大迷路」作りにあった、平成2年にひまわりの里に「迷路」を作りその入場料を活動資金として、連作障害対策として土壌改良対策費用とし、他にも北竜中学校世界のひまわりの門の作成や世界のひまわり栽培記録の助成を行っている。また講演会やコンサートや文化団体等の支援も行った。
北竜町の開基百年記念事業として「竜の山車」の制作をする。台車、屋形は、本町でも腕利きな中村忠明氏に作っていただき、山車に乗せる竜は、辻晃俊氏と吉本一夫氏が悪銭苦闘しながら約4か月かけて制作し、7月25日北竜町で開催の「全国ドラゴンサミット」にこの山車で歓迎することが出来た。この山車は、町の財産であり・顔としていろんなイベントに花を添えている。
平成16年、第13回ヨサコイソーランまつりで「北海道医療大学」に白龍を貸出し、北竜太鼓からメンバーとして3名が応援出場し準優勝をした。それをきっかけに竜トピアがひまわりまつりに北海道医療大学に要請したところ友情出演していただき、毎年まつりを盛り上げてくれた。
「宝夢卵空知大集合270万石結ばん会」最大の行事を北竜町が番となり平成5年4月24日老人福祉センターで開催。佐光勉氏が企画をプロデュースして横路孝弘 北海道知事・細川 空知支庁長・地元 山本町長を迎え、空知管内27市町村から200人を超える地域おこしグループメンバーが集まり開催した。
講演では、食の宝「地球時代の食と農」というテーマで農業協同組合長・黄倉良二氏、自然の宝「田園溢れる空知に期待する」というテーマで、山中燁子 北海学園大学教授が講演を行った。
開夢報告会では、管内の各地域おこしグループから活動報告がなされ。竜トピアからは、ひまわりまつりと竜トピアの活動を報告し、横路知事を囲んで交流会が行われた。余興(夢だしパート)では竜トピアが竜の舞・寸劇、わらびざ座(秋田県)公演、北門信金のよさこいソーランが披露された。
北竜町商工会青年部
昭和41年に設立、平成年ひまわりをイメージしたデザインを各商店、公共施設に取りつける。平成3年第5回ひまわりまつりのフラワーフェスタに「ビールパーティー」を主催し現在も行っている。昭和63年ゆきんこまつりを開催、平成9年より町民スキー大会に合わせ町営スキー場で開催し名称を「ひまわりスノーフェスタ」として開催し現在も継続している。
平成10年、恵岱別川稚魚放流事業「川はともだち!わんぱく夏まつり」を開催し、自然環境の保全に努めている。平成17年に小豆川で体長1mのマスが確認された。
平成25年チームノースドラゴンに加入し農協青年部や農協役場職員とノースドラゴンの運営に携わっている。
JAきたそらち農協青年部北竜支部
平成2年にひまわりの里に農協青年部が耕起と播種を行った。また、ひまわりまつりには餅つきや餅まきなどイベントを開催。また観光センターや駐車場周りの草刈り作業を行っている。
商工会青年部・農協青年部協業協働
ノースドラゴンの活動も農業の忙しい時は商工会青年部や役場職員が担当するなど、農業と商工の若者が連携して町を盛り上げ活性化しようとする動きが生まれた。
北竜町商工会女性部
昭和40年に設立、市街地を中心に環境美化運動として「フラワーポット」の設置やひまわりまつりの「盆踊り大会」に売店の出店やひまわり市などを開く。
藤井サヨ子さんが商工会女性部長時代には、次々とアイディアをだされ「ひまわりグッズ」を作成しました。ブローチ、エプロン、Tシヤツ、きんちゃく袋など全部手づくりでした。また、タオルまで印刷して販売をしました。
北竜町建設業協会
昭和52年設立、平成16年の第18回ひまわりまつりから「ひまわり縁日」を開催し、ミニゲームや金魚すくい、ヨーヨー釣り、くじ引きなど行って、売上金額の半分は日本赤十字に寄付されています。平成17年3月から高規格道路の開通に伴い「北竜ひまわりインターチェンジ」がオープンされ、その駐車帯にひまわりの播種を行っている。
北竜町技能協会
昭和44年設立、平成16年から「手作り木製ベンチ」の制作寄贈、平成20年「わらぶき小屋望観亭」の作成、平成21年「三連水車」の制作、観光案内所のペンキ塗りなど行っている。