2024年4月8日(月)
4月6日(土)18:00〜、サンフラワーパーク北竜温泉にて、「佐野豊 前町長 退任ご苦労さんの会」が開催されました。
佐野豊 前町長 退任ご苦労さんの会
後援会の方々をはじめ、関係者の皆さん80名が参加し、これまでの偉大なる佐野豊 前町長(73)の労をねぎらい感謝の意を表しました。
総合司会:小野敏 様
佐野豊 前町長ご夫妻入場
黙祷
「過去、佐野豊 前町長へのご支援をいただきながら、後援会役員で本日出席が叶わなかった皆様に、この場をお借りいたしまして黙祷を捧げます」と、司会の小野 様。
黙祷。。。
後援会会長ご挨拶:竹林均 様
「春めいた穏やかな一日です。新年度も始まり、皆様お忙しい中、このように大勢の皆様にお越しいただいたことを心からお礼申し上げます。
3期12年の長きに亘りまして、同士的な連帯の心で佐野町政を支えていただきました。その間、絶え間なく心温まるご支援・ご指導をいただきました。心よりお礼申し上げます。
佐野 前町長は、『町民主役の町づくり』を掲げ、12年間皆さんのご支持の中で駆け抜けさせていただきました。何度もお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
12年間の佐野町長の実績は、数限りなくあると思いますが、この場では多くを語ることはできません。
主なものとしては、和保育園開園、北竜町商業活性化施設ココワ開業、給食費・保育料の無料化、免許前納システム設置なども実践していただきました。そして何よりも、町民・農家の皆さんと『日本農業賞・大賞受賞』に輝いた佐野町長です。
3期目に入り、北海道町村会・副会長、北海道空知町村会・会長に就任されご活躍いただきました。特に一次産業の分野では、北海道農業公社・理事、北海道農業会議・役員、水土里ネット北海道・役員、北海道水源林造協議会・会長としてご活躍されました。
近隣の町から『佐野さんの農業関係の役職をわが町の町長にひとつあげていただけないでしょうか』と言われる程。どれほど多くの役職を担っていたかが伺えます。一次産業においては、6期8年のご活躍をいただきました。
これまでのご功績を讃えながら労いを申し上げたいと思います。365日24時間激務を全うされた佐野町長ですが、しばしの休息の時間を取っていただきたいと思っております。今後もまた、北竜町民を見守っていただきたく思います。
佐野後援会といたしましては、本日の催しをもって任務を終了させていただきたいと思います。
佐野さん、本当にご苦労様でした。ありがとうございました。
皆様、これまで佐野町長を支えていただいて、本当にありがとうございました。何度も何度もお礼申し上げて、後援会長としての最後のご挨拶とさせていただきます。
皆さん、ありがとうございました」と、竹林均 様。
ご来賓ご挨拶:町議会議長・中村尚一 様
「新年度を迎え、お忙しい中、『佐野 前町長退任ご苦労さんの会』にお招きいただき、そして多くの方々に参加いただきまして私の立場からもお礼申し上げます。
本来ならば、佐々木 町長がご挨拶申し上げることが筋だと思いますが、佐々木 町長は札幌へ出向いておりまして、どうしても出席できず皆様によろしくとのことでございますので、お許し願いたいと思います。
12年前、町長と副町長との選挙において、当時私は選挙管理委員長だったので、選挙はできませんでしたが、佐野さんを応援しておりました。結果的には、960票対730票と、230票くらいの差で佐野さんがご当選されました。
町長なられる前には、副町長、町職員として54年間務められました。新しい庁舎設立の時代とともに公務を担い生きてこられた佐野さんです。
昭和50年代は青年団の時代で、当時、教育委員会の社会教育システムの絡みにおいてご相談しながら佐野さんとお付き合いさせていただきました。
近隣の町(幌加内、沼田、秩父別)の社会教育システムにおいても、青年団としての繋がりをもった方々が、その後それぞれの町の首長となっておられます。その中でも佐野町長は3期12年という長い任務を務められましたことをありがたく思っております。
ご縁のある東神楽町の山本進 町長は、佐野町長と同時期に町長を務められており、お会いしたときはいつも『佐野町長はお元気ですか?』と聞かれます。去年10月に訪れたときは『佐野さん退任されるんだね』と大変寂しそうでした。
こうして多くの方々との幅広い繋がりをお持ちの町長でした。
これからは、町長という立場が故に参加できなかった会、ボランティア活動、長寿会などに入会し活動していただけるということですので、様々な形でご活躍されることを願っています。人生80年と言われていますが、90歳半ばでも頑張っておられる方もいらっしゃるので、様々なことに元気に頑張っていただきたいと思います。
また、これまで内助の功で、様々な苦労をし支えてこられた奥様の存在も大変大きかったと思います。これからの人生を十分楽しんでいただきたいと思います。
後援会の皆さん、これまでの長い12年間支えてくださって、ありがとうございました。
今後、佐野さんの様々な形でのご活躍をご期待申し上げております。
今年は程よい好天に恵まれ、農産物を生産されて、ご参加の皆様の益々のご健勝をご祈念申し上げます。本日はありがとうございました」と、中村尚一 様。
花束贈呈
佐野豊 様・とも子 様に素敵な花束が贈呈されました。
佐野豊 前町長ご挨拶
「新年度に入りまして、春の農作業など何かとお忙しい中、こうして大勢の皆さんに参加をしていただき、心から感謝と御礼を申し上げます。
また本日のこの会を計画していただきました竹林 後援会長さんを中心に役員の皆様にも重ねて感謝と御礼を申し上げます。
3月に入ってから寒い日が続きましたので、なかなか融雪が進まず心配をしておりましたが、今日も温度があがり明日からは16℃〜17℃と、一気に温度が上がるようなので、融雪の災害も懸念されます。ようやく春がきたと感じています。
只今、竹林会長さん、中村議長さんより身に余るご挨拶をいただき恐縮しています。
2月21日(水)に、54年間の公務員生活、3期12年の北竜町長生活を終えました。
顧みますと、平成24年2月に町民の皆様、多くの方々のご支援をいただき、北竜町長に就任させていただきました。微力ながら豊かな故郷北竜を目指して『町民主役の町づくり』に全力で取り組んできました。
農畜産物直売所みのりっち北竜、商業活性化施設ココワ、和保育園の建設、さらにはサンフラワーパーク北竜温泉の大規模改修、各施設の改修・耐震化工事を進めて参りました。
ソフト事業においては、ひまわり油再生事業、各種子育て支援、移住定住施策等の事業の充実に努めてまいりました。
さらには、農業・商工業・観光業の事業にも皆さんのお力添えを頂きながら、一生懸命北竜町の振興発展のために取り組んできました。
中でも、農業振興においては、安全安心な美味しいお米・ひまわりライスを消費者に届けることが認められ、『日本農業賞・大賞受賞』をいただきました。
ひまわりそば生産組合が『全国そば優良生産表彰・農林水産大臣賞』を受賞いたしました。
黒千石事業協同組合が『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』の優良事例に選定されて、当時の首相であります安倍晋三 総理大臣の総理官邸で受賞をさせていただいております。
昨年の2月に一番絞りひまわり油が、『北のハイグレード食品 2023』の認定をいただき、秋には、町内で生産されている北竜町産米彗星で作った純米酒『龍神』が、『北海道米でつくる 日本酒アワード 2023』でグランプリに輝きました。
ふるさと納税についても、9年連続で3億円を超える寄付金が全国から寄せられております。昨年は、4億4千万の寄付金をいただいております。
北竜町は本物の農業の町として全国から高い評価をいただき注目されている町であります。
公約にありますトップセールスにつきましては、JAきたそらち北竜地区前代表の北清裕邦さんとともに、別海町・中標津町・浜頓別町・音更町など道東方面のユーザーを訪問させていただきました。また、東京・大阪・沖縄・台湾まで、北竜町のひまわりライスを売り込みに参りました。
一期目のスタートから北清さんには大変なご理解をいただき『町長行くよ!』といつも声をかけていただきました。本当にありがとうございます。
さらに、北竜町地域おこし協力隊員として着任していただいた寺内さんは、引き続き集落支援員として任務され、今年で15年目になります。『北竜町ポータル』サイトで北竜町の宝物探し、さらに町民の笑顔、ひまわりの里、ひまわりライスを全国・海外にまで情報発していただいております。私の町長として評価は、寺内さんなしでは語れないと思っています。
町長としての実績を問われれば、助役・副町長2期8年、町長3期12年と合わせて20年です。定例会は年4回、臨時会と合わせて160回以上の議会を、一度も体調を壊して欠席することもなく、勤めさせていただいたことが一番であり誇りでもあります。
なによりも基幹産業である農業において、町長時代の12年間、毎年天候に恵まれて豊作であったことが、とても嬉しく思っております。
この小さな町の取り巻く環境は、本当に厳しい状況にあります。人口減少問題、担い手確保の問題、公共施設等の再配置計画等です。幸いにも新しい町長さんもこのことを公約に上げられていますので、職員のみなさんも一緒になってこの課題解決に取り組んでいただきたいと願っています。
この4年間は、北海道町村会副会長、空知町村会長を務め、北竜町を留守にすることが多くありましたので、町民の皆様にお詫びを申し上げたいと思います。
後援会の皆さんをはじめ、町民の皆さんの温かいご厚情に対しまして感謝し、職務を全うできたことを厚くお礼申し上げます。
今後は一町民として、北竜町の発展の為に務めを果たしていきたいと考えておりますので、どうぞ、宜しくお願いいたします。
長い間、本当にありがとうございました」と、佐野豊 様。
乾杯:初代後援会長・田中盛亮 様
「佐野町長には12年間という長い間、ご苦労さんでございました。支えていただきました後援会や多くの町民の皆様方に感謝申し上げます。
さらには、一番ご苦労された方は、12年間ひとときも心休まることなく支えていただいた とも子夫人に、心からありがとうと感謝申し上げたいと思います。
すべての皆様に感謝をこめて、乾杯!」。
懇親
杯を交わしながら、美味しいお料理をいただき、和気藹々と楽しい会話が弾みました。
締めのご挨拶:北竜町名誉町民・黄倉良二 様
「この会を開催してくださいました 竹林 後援会長、役員の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
私は、先月22日に東京の(株)マコトに行ってまいりました。平成5年の大冷害からのお付き合いで、添加物を入れない、急速冷凍しない製法で、最も多くの方々に信頼されている弁当・お惣菜の会社で、北竜町のお米を8割使っていただいております。
社長の山崎峰子さんからは『黄倉さん、いい町長を選んだね』と、会うたびに言われました。
今回は体調を崩されたということでお会いできませんでした。山崎社長は、『黄倉さん、商売をする上では、生産者との出会い、そして私が信頼できるかどうかが勝負ですよ」と語ります。
佐野町長は、東京に出張するたびに必ず(株)マコトさんを訪問されます。山崎社長は、『これだけ誠意のある町長はいない』と、はっきりとお話していました。
様々な人々に問われることは『町長をどう評価しますか?』。私は『信頼できる町長です』と応えています。
そして、生存して最も尊敬できる方は、田中盛亮さんです。尊敬できる方で生存されていない方は沢山いらっしゃいます。
・信頼できる人は佐野 前町長
・尊敬できる人は田中盛亮さん
佐野さんが町民の生き様、血と汗と涙を背負って多くの方々に伝えたというこの努力は素晴らしい。
佐野さんが思う存分働けたのは、田中後援会長、竹林二代目後援会長のご支援があってこそです。
まだ北竜町の壁は沢山ある、佐野さんが積み重ねてきたものを、これからの人生で活かしてほしい。
忙しくて触れ合えなかった町民と子どもたちと青年と大人と老人とたくさんの話をしてほしい。
ともに生きてほしい。
佐野さんは記憶に残る町長、歴史に残る町長であります。
私は、佐野町長に出逢えて本当に嬉しいと思います。これからも佐野さんを見つめながら、北竜で生きる喜びを感じていきたいと思います。
佐野さん、奥さん、本当にありがとうございます!」と、力強く語った黄倉良二さんです。
宴の手締めの音頭 三本締め!!!
・「ヨーオ、パパパン パパパン パパパンパン」✕3
佐野 前町長ご夫妻退場
皆さんの大喝采の中、花束を手に佐野ご夫妻が退場されました。
人生をかけて北竜町の公務に務めた54年間、役場職員34年、副町長2期8年、町長3期12年の長きに亘り、努力を重ねご尽力された、佐野豊 前町長の偉大なるご功績に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
ありがとうございました!!!
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◇ Phỏng vấn và viết bài: Ikuko Terauchi (Hợp tác chụp ảnh và biên tập: Noboru Terauchi)