2022年8月15日(月)
北海道新聞「読者の声」(8月13日付け・朝刊)に、北竜町在住・黄倉良二さん(84歳)の投稿が掲載されましたので、ご紹介いたします。
北海道新聞
黄倉良二さん投稿
ご本人から掲載の許諾をいただきましたので、投稿をご紹介いたします。
平和の祈りヒマワリに込め
農業 黄倉良二 84(空知管内北竜町)
6日 平和への祈りを込め、広島市平和記念公園で「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」が営まれました。
同日、北竜町では23ヘクタールの畑で230万本のヒマワリが満開となりました。訪れた多くの方が、真夏の太陽に向かい美しく力強く咲き誇るヒマワリに手を合わせていました。
皆さんから「美しい花を咲かせていただきありがとう」との言葉もいただきました。戦争と災害のない明るい平和な社会を求める祈りを強く感じ、42年間町民の力で育ててきた意義をかみしめました。
6日はまた、札幌市で「北海道食といのちの会」が主催する、学校給食に有機農産物を使うよう呼びかけるフォーラムが開かれ、熱い意見が交わされました。
私たち農業者は「食べものはいのち」の思いを大切に、家族と地域が力を合わせ、手と技術とこころを尽くし、安全な食料を生産し続けます。それこそが満開のヒマワリのように平和の花を咲かせることにつながると思うのです。
◇