2025年8月14日(木)
Gələcəyi dizayn etmək üçün tərəfdaşlıq! Hokkaydo Elm Universiteti və Hokuryu Town hərtərəfli tərəfdaşlıq müqaviləsi imzalayır
満開のひまわりが夏を彩る2025年8月、北竜町は北海道科学大学と、未来のまちづくりに向けた包括連携協定を締結しました。この協定は、大学が持つ専門的な知見や学生の若い力を、町の課題解決と活性化に繋げるためのものです。締結式では、両代表が熱い期待と具体的な展望を語りました。

Müqavilənin İmzalanma Mərasiminin xülasəsi
Tədbirin moderatoru Yayoi Kawamoto, Şəhər Gələcək Strategiya Şöbəsinin rəisi idi.

出席者のご紹介

- 北海道科学大学
- 学長・川上敬 様
- 地域共育センター長 兼 薬剤師生涯学習センター長 薬学部教授・山下美紀 様
- 評議員 兼 大学事務局長 兼 学務部長・木原雅人 様
- 入試・地域連携部 地域連携課長 兼 地域共育センター副センター長・西一郎 様
- 入試・地域連携部 地域連携課主事・本田照太郎 様
- Hokuryu qəsəbəsi
- 町長 ・佐々木康宏 様
- Təhsil şöbəsinin müdiri Yoshiki Tanaka
両代表が語る、連携への期待と未来像
北竜町・佐々木康宏 町長「学生が“試せる町”に」― 地方創生2.0への期待

「この度は、待望の北海道科学大学様との連携協定が実現し、心から嬉しく思います。北竜町では、3年後を目途に9年制の義務教育学校の設立を目指しており、その先の学びの受け皿として、大学との強固な連携は不可欠です。また、『地方創生交付金2.0』を活用し、町の再生事業をもう一度力強く進めたいと考えています。その中で、どうすれば町をより良く作り直せるか、職員と議論を重ねてまいりましたが、やはり大学の皆様のお力をお借りし、共に未来を築いていくことが最良の道だという結論に至りました。
学生の皆さんには、ぜひこの北竜町を『試せる町』として、大いに活用していただきたい。皆さんがこの地で様々な挑戦をすることが、学生自身の成長に繋がり、大学の発展に繋がり、そして何より私たちの町の活性化に繋がると信じています。これから末永いお付き合いを、どうぞよろしくお願いいたします」。
北海道科学大学・川上敬学長「2027年新設『地域創造学部』の学びの場へ」
続いて、北海道科学大学の川上隆学長が、大学のビジョンと本協定にかける想いを述べました。

「本日はこのような素晴らしい場を設けていただき、心から感謝申し上げます。本学の母体である学校法人は昨年創立100周年を迎えましたが、130年以上の歴史を持つ北竜町は、私たちにとって北海道に根差し、地域のために努力を続けてきた『仲間』であると感じています。
本学は、建築や防災、再生可能エネルギーなどを担うエンジニアや、看護師・薬剤師といった医療系の人材など、専門性の高いプロフェッショナルを育成してきました。しかし、人口減少が進む現代の地域課題は、一つの専門知識だけでは解決できません。複雑に絡み合った課題を俯瞰的に捉え、様々な専門家をコーディネートし、プロジェクトを率いるリーダーシップを持った人材が、今まさに求められています。
そこで本学では、2027年4月に『地域創造学部 地域創造学科(仮称)』を新たに開設する計画を進めています。この学びの核心は、学生が教室に留まらず、実際に“地域で学ぶ”ことにあります。今回の協定は、その理念を実現するための、極めて重要な一歩です。学生たちが北竜町の様々な現場に入り込み、町民の皆様と共に若者を育てていただく。その中で、私たち大学が持つ建築、防災、医療などのリソースを還元し、町の課題解決に貢献していきたいと考えています」。
協定書署名、そして固い握手
両代表が協定書に署名し、固い握手が交わされました。


Xatirə fotosu



質疑応答から見えた、共創の第一歩
締結後の質疑応答では、連携に関する具体的なプランや背景が語られました。

Q. 具体的な連携プロジェクトは?

Bələdiyyə Başçısı Sasaki:「早速一つ、具体的な案件があります。町内の空き家リフォームのデザインを、ぜひ学生さんにお願いしたいと考えています」。
川上学長:「素晴らしいお話です。建築を学ぶ学生に任せれば、もちろん普通の、おしゃれな家はできます。しかし、町長がおっしゃるなら『度肝を抜くような』、アートの要素も取り入れた面白い提案ができるかもしれません。建築チームとデザインチームの学生が連携すれば、ユニークなものが生まれるでしょう。また、建物だけでなく、そこに住む方の利便性を考える交通の専門家や、高齢者のためのリハビリやケアの視点を持つ医療系の知見も組み合わせることで、トータルな課題解決に繋げられると考えています」。
Q. 協定締結のきっかけは?

川上学長:実は、本学の教員の一人が、以前、佐々木町長と共に建築関係のお仕事をされていたというご縁がありました。その繋がりから、町長が本学にお越しになる機会があり、『北竜町となら、何か面白いことができるのではないか』という話が進んだのが最初のきっかけです。アプローチは私たち大学の方からでした。
この話を受け、会場からは驚きの声が上がり、佐々木町長や田中教育長からも「教育長の息子も一時期お世話になった」「本当に縁は不思議なものだ」といった声が聞かれ、和やかな雰囲気の中で両者の深い繋がりが明らかになりました。
専門的な知見と、それを実践するリアルなフィールド。そして、両者を繋ぐ不思議なご縁。北海道科学大学と北竜町の新たなパートナーシップは、単なる協力関係を超え、次代を担う人材と地域の未来を共に育む、新しい「共創」の物語を紡ぎ始めました。
Himawari no Sato-da xatirə şəkli
締結式後は、満開のひまわりの里へ。北海道科学大学の専門的知見と、北竜町という実践フィールドが紡ぎ合い、光り輝き始めた新たな共創のストーリーに、限りない愛と感謝と祈りを込めて。



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