วันอังคารที่ 12 สิงหาคม พ.ศ. 2568
พันธะผูกพันที่หล่อหลอมด้วยดอกทานตะวัน มหาวิทยาลัยราคุโนะ กักคุเอ็น และเมืองโฮคุริว ลงนามข้อตกลงความร่วมมือที่ครอบคลุม เพื่อร่วมกันสร้างอนาคต!
8月6日(水)、酪農学園大学と北竜町との包括連携協定締結式が、北竜町役場内すこやかセンターにて執り行われました。ひまわりが繋いだ長年のご縁が、地域と大学の未来を拓く大きな一歩となります。

協定の目的と連携事業
今回の包括連携協定は、酪農学園大学と北竜町が産学連携を通じて、それぞれが有する人的・知的・物的資源を有効活用し、学術研究の深化と教育の充実を図るものです。そして、地域産業の振興、地域経済の持続的発展、さらには地域社会の活性化と住民福祉の向上に貢献することを目的としています。
主軸となる4つの連携協力
- 地域の課題解決に関すること
- 教育・研究、調査に関すること
- 連携に係る既存施設・設備の利用に関すること
- その他連携を図るために必要な事項に関すること
協定締結式のご様子
参加者のご紹介
司会進行は、まち未来戦略課・川本弥生様が務められました。
出席者ご紹介
- 酪農学園大学
酪農学園大学の皆様 - 学長・岩野英知 様
- 農食環境学群 学群長・小糸健太郎 様
- 農食環境学群 食と健康学類 教授・阿部茂 様
- เมืองโฮคุริว
- 町長・佐々木康宏 様
- 副町長・奥田正章 様
- 教育長・田中佳樹 様

ภาพรวมของข้อตกลง
まち未来戦略課・橋本僚太 係長より、これまでの経緯と協定の目的が説明されました。
「北竜町では、平成15年に一度生産が途絶えたひまわり油を,平成27年から『ひまわり油再生プロジェクト』が創設され、平成28年からは酪農学園大学の阿部茂教授にご助力を得て、ひまわり油の品質向上などを通し、地域産業の活性化に資する活動を進めてきました。
今後は、産学連携を通じて、それぞれが有する資源を相互に有効活用し、学術研究の深化と教育の充実を図るとともに、地域産業の振興、地域経済の持続的発展、さらには地域社会の活性化と住民福祉の向上に資することを目指し、本日の提携協定の締結となりました」と橋本係長の説明でした。
การลงนามสัญญา
岩野学長と佐々木町長が協定書に署名し、固い握手が交わされました。



写真撮影


未来への想い:ご挨拶
北竜町長 佐々木康宏 様

「本日の包括連携協定、大変ありがとうございます。今日の締結式は、念願の部分であります。阿部先生に研究をしていただきながら、その様子を町はしっかりと見てきました。学生の皆さんが一生懸命やられている姿も、私自身も見てきましたし、町の町民が見ているんですよね。そういう関係を見ていて、本当にいい酪農学園さんだなという町民の思いがありました。
これを継続するにはどうしたらいいだろうということで、阿部先生にご相談申し上げたところ、今日の運びとなったこと、本当に嬉しく思いますし、感謝申し上げます。
今日、締結を結びましたが、いよいよこれからが始まりだと思っていますので、できる限りの長いお付き合いをぜひお願いをしたいと思います。
ひまわりオイルが発端ではありますが、食、農、環境、あるいはスマート農業など、総合的な大学であられるとお聞きしました。全て含めて、北竜町を“試せるまち”として、どんどんお使いください。よろしくお願いいたします。
地方創生交付金2.0の事業の中で国から交付金をいただき、『まち未来戦略課』という新しい課も設置し、北竜町は未来を見ていこうということで新年度から始めております。その一つの大きなお力添えをいただき、酪農学園の皆さんのお力を借りて、北竜のため、空知のため、北海道のため、そして日本のため、そういった思いを持って皆さんとこれから包括連携の中身を一緒に作り上げていきたいと思っています。今日は本当にありがとうございます」と佐々木町長。

酪農学園大学学長 岩野英知 様

「本日はこのような協定式に至ったこと、ここまでお世話になりました皆様に心より感謝申し上げます。そしてこれからまた新しいスタートを切りたいと思っております。
酪農学園大学は、創立者の『健土健民』という建学の精神をもとに、農業、そして土から健康な人材を育成していく大学として歩んでまいりました。
昨今、18歳人口の減少に伴い、地方の大学がどう生きるべきかが問われております。全国には800数十校の大学があり、2030年以降のさらなる人口減少の中で、200校以上が廃校になるのではないかという試算もあります。
一方で北海道は、日本全体の農業を支えており、自給率は200%を超えます。ですが、北海道も含め、農業者、特に酪農家の人口や農家戸数も減っております。
そういった中で、酪農学園大学がどうあるべきかを学内で議論し、新しい農業の形、すなわちスマート農業を押し出した新しい学科を2026年度からスタートします。
酪農学園大学が問われているのは、『地方を支える人材を供給する』ことだと考えております。社会がピラミッド構造だとすれば、一部の優秀な人材だけが上を切り盛りしても、中間層・土台層がないと社会は崩れてしまいます。それが『地域を支える人材』であり、酪農学園大学はそうした人材を育成していかなければならない。それが創立者の思いだと改めて振り返っているところです。
そうした中、ひまわり油の繋がりから、大学と北竜町の大きな連携に至りました。今回の連携は、大学側にとっても大変大きなものと捉えております。ひまわりの関係だけでなく、地域の課題解決にも取り組み、学生たちも連れてきて、北竜町と一体となって北海道・日本を支える動きに繋げていきたい。こうした素敵なご縁をスタートに、発展させていただきたいと思っております。これからどうぞ宜しくお願い致します」と岩倉学長のご挨拶でした。
質疑応答:具体的な連携と今後の展望
1. 今後の課題について
▶︎北竜町:ひまわりブランドの確立と鳥獣被害
- 佐々木町長:「これまで『ひまわり』というブランド名と、実際の製品との関連性を問われることが多くありました。ひまわり油の搾りかすを肥料化し、その肥料で米・メロン・スイカを栽培することで、町内の特産品全てが『ひまわり』というブランドで繋がります。安全で高品質なひまわり肥料を使った作物栽培が可能になると、去年から話し合いを重ねています」。
- 佐々木町長:「また、鳥獣被害の問題については、命の大切さを重視しつつ対応にあたりたいという酪農学園側のお話を、ありがたく受け止めています」。
▶︎酪農学園大学:専門知識の活用

- 阿部教授:「これまで高品質のひまわり油について長くお付き合いさせていただき、学生たちとの交流も毎年持たせていただいております。今回の提携により、**研究室**だけでなく大学全体としての協定となります」。
- 岩野学長:「本学は『農・食・環境・生命』を基軸としています。例えば環境分野では、ドローン撮影を解析・分析する専門教員がおります。広大な耕作地を空から撮影し、効率的な農作業を支援することが可能です。鳥獣被害においても、人間とどう共生していくかが課題です。他の地域での実績も踏まえ、今後北竜町とどのように対応していくかを考えていきます」。
2. 学生と町との具体的な連携について
- 岩野学長:「本学では、学生が高学年になると研究室に所属し、テーマを持って地域に入り、理系の技術を生かして課題解決に取り組みます。大学全体としては、地域の皆さんと対話する中で課題を見つけ、学生のアイデアを提供していく対話型の手法を展開していきたいと考えています」。
- 阿部教授:「北竜町の特産品が少ないことは、経済活性化の点でも課題だと感じています。マーケティング専門の教員も、北竜町の隠れた資源を探し出し、地域おこしに繋げたいと話しています。ひまわり油を起点としたマーケティングで特産品開発、地域活性化という形に持っていけたらと考えています」。
- 佐々木町長:「学生さんたちと町民が交流することで会話が生まれ、町民の中に『町についての気づき』がたくさん生まれています。この3年間でどんどん進化してきました。これまでは第1期、これからは第2期となり、町の人口が1,600人を切る状況で、交流人口・関係人口の維持が重要課題です。一度来訪した学生が2度3度と再訪すると『関係人口』となります。地方創生交付金申請時に『関係人口1,600人』というKPI(数値目標)を提示しました。この達成に努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願いします」。

ひまわりの里にて記念撮影
締結式終了後は、満開のひまわりの里に移動して記念撮影を行いました。皆さんの笑顔が、北竜町の明るい未来を象徴しているようでした。



酪農学園大学と北竜町との素敵なご縁の架け橋により、お互いがより一層虹色に輝いて益々発展し続けることに、限りない愛と感謝と祈りを込めて。。。

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◇ การถ่ายภาพ ตัดต่อ และจัดการเว็บไซต์: Noboru Terauchi ผู้เขียน: Ikuko Terauchi