碧水町内会(へきすい)

2013/04/30 1:05 に 寺内昇 が投稿   [ 2013/06/02 15:29 に更新しました ]
〒078-2503 北海道雨竜郡北竜町字碧水(字碧水の境界線)  

概要                                                      会長のお話    元気いっぱい    風景    関連ページ    Top ▲

(2013年4月10日現在) 
 町内会名  碧水町内会(へきすい)
 戸数 / 人口  67戸 / 169名
 高齢者数 / 高齢化率  66名 / 39%
 班数   5班
 スローガン(平成25年度) 「和と心のまちづくり」
1.いつも笑顔で挨拶を交わしましょう
2.花を育て、家の周りの清掃など環境美化に務めましょう
3.スポーツやウォーキングなど明るく健康な毎日を過ごしましょう
4.交通事故に遭わない、起こさないよう日々に注意しましょう


浅野進 会長のお話                                          概要    元気いっぱい    風景    関連ページ    Top ▲

浅野進 会長 「これからの時代、高齢化が進む中で、町内会の果たす役割は大切なものになってくると思います。
 新年会は夫婦揃って参加される方も多く、50年近く継続しています。
 将来的には、独居老人の方の連絡先の確認、買い物や通院の足(交通手段のバス・ハイヤー)の確保など、今後の対応方法(実態調査等)をじっくり検討していかなければならないと考えています」と浅野会長。

※ 2013年4月現在、碧水町内会は 67世帯の内 9戸が65歳以上の独居老人となっています。

碧水町内会の行事等についても、いろいろお話くださいました。

行事・活動

・ゴミ拾い・草刈り・道路の清掃(6月、8月)、神社の祭り(9月)などを行なっています。

・秋のお祭りは、以前は子供から年寄りまでみんなで参加していましたが、稲作に加え、花卉(かき)・メロン栽培などで農家が忙しくなり、高齢化が進んできたため、今年から余興が中止となります。

・ボランティア活動においても、屋根雪おろしや、花の植栽など行なっていましたが、活動も減少しています。町内会の人数も多い時期に比べると半分になっています。町の人口も1961年(昭和36年)のピーク時には、6,500人だったものが、現在では約2,100人程と、3分の1に減少しているのが現状です。

・町内会では、町内会ごとにまとめて配布される毎月の広報誌を班長さんが各家庭に配布。また町内会毎にスローガンを決めて、協力しあい、心をひとつにして活動しています。交通安全教室、火災予防教室、健康教室など積極的にひらかれています。

・街路灯は町内会が中心に寄付金を集めてつけたのが始まりです。今のひまわり街路灯は、100年記念事業として、56基が設置されました。

浅野進 会長 町内会長連絡協議会

各町内会長で組織されているのが町内会長連絡協議会。町内会長相互の親睦を深め、地域住民の福祉の向上、行政の円滑化を図り、町の発展に寄与することを目的としています。

・会長1名、副会長1名、理事2名、監事1名、任期は1年、毎年1月の総会開催

・主要事業は、町内会長研修旅行の実施、町への要望、意見集約、歳末助け合い募金の協力等。町内会長研修旅行は年1回行われており、去年は、歌志内市一般廃棄物処理施設の見学実施。今年はゴミ処理場の運転状況の実態の視察を予定しています。

 町内会役職

・役職として、会長、総務部長、会計部長、監事、評議員、班長(1班~5班)、婦人部長、婦人副部長、青年部長、長命会長、安協支部長、安協代議員、体育協力委員、統計調査委員、子供会育成会長、消防後援会、神社総代、太子講役員、振興協議会委員、健康づくり推進協力員、福祉委員等があり、多くの方々のご協力を頂いております。


元気いっぱい                                                    概要    会長のお話    風景    関連ページ    Top ▲

加藤亮(27歳)さん、光代(27歳)さん 碧水町内会・浅野進会長に、碧水で頑張っている若い農家ご夫妻を紹介して戴きました。
花卉、水稲、メロンの栽培を営まれていらっしゃる、加藤亮(27歳)さん、光代(27歳)さんご夫妻です。

お二人の出会い

お二人とも、深川西高校が出身校。1学年先輩だった光代さんと亮さんは、吹奏楽部で一緒に学び、お付き合いが始まったそうです。お二人とも、楽器はホルン演奏。

▶ 農業を始めるきっかけ

「高校3年のとき、兄が自衛隊員だったこと、そして、両親からは『好きなことをやってもいいよ』と言われていましたが、せっかく土地もあるし、両親が農業をやっているということもあり、農業の道を選択しました。特に、メロンを栽培していて、親戚の人々に美味しいと喜んでもらえたことが嬉しかったのも、きっかけのひとつになったように思います」と輝く笑顔で答えてくださった亮さん。

▶ 現在の仕事

花卉、水稲、メロンの栽培。花卉と水稲の農作業が重なる時期は、重労働。ご夫婦で力を合わせ、協力し合って頑張っています。

水稲種まき  マット敷  マット敷  加藤亮(27歳)さん、光代(27歳)さん 

▶ 好きなもの
ミニバレー・亮さんの得意なスポーツは、ミニバレーボール。町内外の試合等に参加して活躍中。
・お二人とも、音楽好きで、時間があるときには、お二人で一緒にホルン演奏を楽しんでいらっしゃるそうです・・・しかし、練習する場所と時間を生み出すの至難の業。自然が相手の農業は、刻一刻と変化する天候との戦い。週末の休みなどありません。
・光代さんは、亮さんの大切なパートナーとして、農家のお手伝いをしながら、お誕生3ヶ月になる可愛い女の子「咲ちゃん」の子育て奮闘中。

▶ ご家族
閉会の辞・加藤宰 副団長
・お二人が農作業中は、咲ちゃんの子守りをして可愛がってくださっているのは、曾祖母の智枝子お祖母様。辰年生まれの今年85歳、お元気で優しい、ひいおばあちゃまです。

・お父様の加藤宰さんは、ご夫婦で農家を営む一方、現在、深川地区消防組合北竜消防団副団長を務められていらっしゃいます。趣味でそば打ちを楽しみ「そば食楽部北竜」の会員として、そば打ち四段の腕前をもつ、とても頼もしい方です。
ビビ(bibi)ちゃん
・お母様の美子さんは、農家での大切な役目を果たしながら、町の民生委員として、また、町内会婦人部の部長さんとしてご活躍されていらっしゃいます。町の皆さんに深い信頼があり、頼り甲斐のあるお人柄です。

・可愛い愛犬の「BiBi(ビビ)くん」(ゴールデンレトリバー)も、ハウスの脇で、「カンバレ、ワンワン!!!」と働く皆さんのことを応援してます。


─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─


素晴らしいご家族に見守られながら、
初々しくもキラキラと輝いている加藤亮さん・光代さんご夫婦。

ご家族おひとりおひとりが 持ちえる才能をしっかりと発揮しながら

連携し合い、協力し合って、ご家族がひとつになって

命育む農業を成し遂げていくことに

たくさんの応援と感謝と祈りをこめて。。。


風景                                                        概要    会長のお話    元気いっぱい    関連ページ    Top ▲

碧水町内会の風景 
碧水町内会の風景

碧水町内会の風景 
碧水町内会の風景(GoogleMapと連動


希望の塔:この地を育っていく子供達に夢を託して建てられた塔
希望の塔
・1974年(昭和49年)12月3日建立
・三側面は、知・徳・体を表し、家庭教育、学校教育、社会教育を表す
・塔の高さ:167cm(当時の日本人の平均身長)
・底面:47cm(肩巾)
・三角錐:天に向って伸びる人間の可能性を示す


 碧水郵便局:1938年(昭和13年)12月開設
碧水郵便局
浅野一義氏が、農業を営みながら、郵便局の誘致を求め、精力的に要請活動を続ける。三年の歳月の末、1936年(昭和11年)12月に無集配郵便局三等局として認可される。

初代局長に浅野一義氏(当時26歳)が任命される(浅野一義氏は、碧水町内会長・浅野進氏のお父様です) 。


関連ページ                                                     概要    会長のお話    元気いっぱい    風景    Top ▲

<特集記事> ホワイト・クリスマスにグループホーム碧水(NPO法人 リスペクト)を慰問(2012年12月27日)
気温は、氷点下20度を超え、空気は、ダイヤモンドダストでキラキラと輝いています。素敵なクリスマスを迎えました。
<特集記事> 町民対話プロジェクト(碧水コミュニティセンター)が開催されました(2012年12月17日)
「町民対話プロジェクト」が碧水コミュニティセンターで、およそ30名の町民の方々の参加のもと開催されました。
<特集記事> みどり団地公営住宅建設(2期)工事の検定が行われました(2012年11月13日)
澄み渡る青空の中、高齢者向け「みどり団地公営住宅」建設(2期)工事の検定が、佐野豊町長をはじめ、関係者の方々により行われました。
<特集記事> 碧水地区老人クラブ「碧水長命会(村井宣夫 会長)」で音楽会の開催(2012年4月17日)
碧水長命会の平成24年度総会とイベントのひとつである「音楽会」が行われました。20名以上の会員の方々が参加され、楽しんでいらっしゃいました。
<特集記事>グループホーム碧水(NPO法人リスペクト)で地域が繋がる(2012年2月21日)
民舞みずほ会」と「北竜カラオケ同好会」の方々が、「認知症高齢者グループホーム碧水(へきすい)」を慰問され、「大人の愛」を熱演してくださいました。
<特集記事> 詩吟碧水道場(金山サワ 代表)北竜町文化連盟(2012年1月28日)
詩吟碧水道場(金山サワ 代表)が開催されました。集合場所は、碧水地区の「しずや食堂」。佐崎シズ子さんご夫婦が開業され、現在は、息子さんご夫婦が受け継いでいらしゃる町の食堂です。
<北竜町の宝もの> 屋根の雪下ろし@グループホーム碧水(2012年1月27日)
雪雲から太陽が顔をのぞかせた日、北竜町碧水地区にある、認知症対応型共同生活施設「グループホーム碧水」では、(株)北興建設の5名の皆さんによって、屋根の雪下ろしが行われました。


◆ 関連ページ

北竜町の町内会・紹介ページ


◇ 撮影・編集=寺内昇  取材・文=寺内郁子