２０１１年７月２４日（日）

夕刻４時より、弘徳寺（北海道八十八ヶ所霊場・第９番札所）で、水子供養祭、そして７時から境内で、北竜太鼓の鳴り響く中、こども盆踊りがありました。水子を供養し、そしてこどもの健やかな成長を祈る盆踊りです。小さなこどもが、嬉しそうに盆踊りを楽しみ、それをおじいちゃん、おばあちゃんが暖かい目で慈愛しんでいました。

こども盆踊り

水子供養お参りの後、本堂で有り難い若住職のお話がありました。

「四国お遍路におけるお接待の心は、お接待をさせていただいている有り難さ。それは、「慈悲」と「喜捨」の心。執着を捨て去り、自分の喜びではなく、他の人の喜びを自分の喜びとする。今回の東日本大震災の大災害の中で、日本人の他の人々を想う慈悲の心が蘇ったように思います」

地域の人々が助け合い、慈悲の心をもって、すべての魂を想い合う、心和らぐひとときでした。

 
提灯の灯りがあたりを照らし、北竜太鼓が力強く鳴り響きます

◇ いくこ＆のぼる