ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問1日目・3日間で1,000km程を走破

2019/07/15 16:30 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/09/18 3:48 に更新しました ]
2019年7月16日(火)

7月2日(火)から7月4日(木)の3日間、JAきたそらち北竜支所主催による「北竜ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問が行われました。


参加メンバー

参加メンバーは、同行された北竜町・佐野豊 町長、北竜町役場産業課・細川直洋 課長をはじめ、JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事、JAきたそらち販売部・中野智晴 主査、JAきたそらち北竜支所営農課・川本知弘 課長、同営農課・渡辺拓也 主査です。


全行程の概要:2泊3日:1,007km

2019年度の訪問先は、中頓別町役場(中頓別町)、Aコープ浜頓別(浜頓別町)、Aコープサロマ(佐呂間町)、JAオホーツク網走東藻琴支所(大空町)、JA計根別(けねべつ・中標津町)、Aコープ西春別(別海町)、ハピオ木野店(更別町)、十勝ヒルズ(幕別町)等で、走行距離およそ1,007km程の道程となりました。

ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問は、佐野町長が就任されてから始まりました。町長自ら、ひまわりライスのユーザーを訪問し、御礼と感謝を伝え、今後の取引の継続とさらなる発展を期するものです。


ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程 
ひまわりライス道東ユーザー表敬訪問・全行程


1日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ:456km

北竜町 → 中頓別町役場 → Aコープ浜頓別(浜頓別町) → レストランひまわり(雄武町)→ JAサロマ・Aコープサロマ(佐呂間町)→ 北見市:走行距離456km


1日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ 
1日目:中頓別町役場、Aコープ浜頓別、Aコープサロマ


中頓別町役場

中頓別町(なかとんべつちょう)は、人口1,688人(2019年6月30日現在)、北海道北部、北緯45度線上に位置する自然豊かな町。役場内中央に町長室コーナーが設置され、開かれた行政となっています。

・面談者:小林生吉 町長、遠藤義一 副町長、平中敏志 産業課長兼農業委員会事務局長


オープンな町長室(中頓別町) 
オープンな町長室(中頓別町)


北竜町産米粉入りのソフトクリームの開発

中頓別町では、北竜町産米粉入りのソフトクリームの開発が行われているとのことです。中頓別町・食彩工房もうもう(中頓別町農業体験交流施設)では、施設内にオーブン、アイスクリームフリーザー、燻製機など様々な機械が設置され、農産物、乳製品、畜産の食品加工体験ができます。

「中頓別町は、酪農が100%で、畑作はまったくありません。中頓別町の『食彩工房もうもう』は町の指定管理施設として運営されています。農業体験交流施設であり『なかとん牛乳』をはじめ、乳製品の商品開発を進めています。様々な試作品の開発中で、今回の北竜町産『米粉・きたみずほ』という新しい素材への挑戦が、良い刺激になると期待しています」と小林町長。


なかとん牛乳 
なかとん牛乳


北竜町の水稲栽培

「北竜町のお米は『ゆめぴりか』『おぼろづき』『ななつぼし』等いろいろありますが、新しい品種のお米『きたみずほ』は3年程前から取り組んでいます。米粉を使った商品として、ニセコ酒造さんのお酒に適した米粉としての取組も進んでいます。

北竜町のお米は、ユーザーの皆さんから高い評価をいただいています。北竜町では、早くから低農薬米栽培の安心安全な米作りに取り組んでいます。北竜ひまわりライス生産組合が取得した『生産情報公表農産物JAS規格』によって、トレーサビリティー『だれが・どこの田んぼで・何の農薬を使って栽培したが誰にでもかわかる』がしっかり確保されています。一昨年、北竜ひまわりライス生産組合が集団組織の部で、日本農業賞大賞受賞しました。

浜頓別町の南尚敏 副町長さんが北竜町出身の方ですので、こちらには親しみを感じています。北竜町にもぜひお立ち寄りいただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします」と、佐野町長。


会談の様子 
会談の様子

中頓別町役場庁舎内 
中頓別町役場庁舎内


Aコープ浜頓別(浜頓別町)

浜頓別町(はまとんべつちょう)は、人口3,604人(2019年7月1日現在)、北海道北部、オホーツク海に面した町。ラムサール条約の保護区に指定されているクッチャロ湖があります。


Aコープ浜頓別・外観 
Aコープ浜頓別・外観


北竜町産「ななつぼし」「おぼろづき」

ひまわりライスの山 
ひまわりライスの山


佐野町長が訪問時に、北竜町産米のファンのお客様が来店され、「北竜町のお米は、もっちりふんわりで、とっても美味しい! いつも買ってますよ!」と嬉しいお言葉。


ひまわりライスをPRされる北竜町・佐野豊 町長 
ひまわりライスをPRされる北竜町・佐野豊 町長


お土産贈呈

JAきたそらちから、「ひまわりすいか」「ひまわりメロン」「黒千石のキャラメルパイ」、北竜町から「ひまわり油」などの北竜町特産品を手土産に!


北竜町特産品を寄贈 
北竜町特産品を寄贈


「こちらは5月は天気が良かったのですが、6月に崩れ寒い日が続いています。お客様は、安いから購入するというよりも、安心安全なお米を求めています。美味しいお米を買っていきます」と東宗谷農業共同組合経済部・藤井智之 部長。

「今年のお米は、今のところ順調です。食味には自信があります。今年もよろしくお願いします」と、北清 地区代表理事。


会談の様子 
会談の様子


お弁当のご飯は「ひまわりライス・ななつぼし」

お弁当のご飯は「ひまわりライス・ななつぼし」が使用されていて、「低農薬米 北竜ひまわりライス ななつぼし使用」と記載された店舗オリジナル特製シールが添付されています。


ひまわりライス「ななつぼし」を使ったお弁当 
ひまわりライス「ななつぼし」を使ったお弁当

お弁当に見入る川本課長、渡辺主査 
お弁当に見入る川本課長、渡辺主査


視察:道の駅 北オホーツクはまとんべつ・浜頓別町交流館

「道の駅 北オホーツクはまとんべつ」は、今年2019年5月1日にオープン。道の駅としての施設だけでなく、屋内遊技場「あそびの広場」等の交流スペースが充実。


「道の駅 北オホーツクはまとんべつ」ロビー 
「道の駅 北オホーツクはまとんべつ」ロビー

「道の駅 北オホーツクはまとんべつ」受付 
「道の駅 北オホーツクはまとんべつ」受付


訪問した日は、残念なことに、館内カフェ・ショップがお休みでした。


レストハウスひまわり(雄武町)

雄武町(おうむちょう)は、人口3,604人(2019年7月1日現在)、北海道北部、オホーツク海に面した町。ラムサール条約の保護区に指定されているクッチャロ湖があります。

このレストランでは、ひまわりライス「ななつぼし」が使われています。ひまわりライス取扱のきっかけは「ひまわり」という名前。以前道東方面へのお米販売促進活動の中で、JAきたそらち北竜支所の職員が店名に惹かれて、たまたま入ったお店が「レストハウスひまわり」。「北竜町の『ひまわりライス』を扱っていただけませんか」と何気なく話を持ちかけたことから、取引がスタートしたそうです。


レストハウス ひまわり(雄武町)外観 
レストハウス ひまわり(雄武町)外観


メニュー

メニューも豊富!どんぶり、麺と寿司セット、ラーメン各種、カツカレー、ハンバーグ、スープカレー等など。。。


メニュー 

メニュー 
メニュー


ラーメンと寿司セット

ラーメンと寿司セット 
ラーメンと寿司セット


カツカレー・スープ&サラダ付き

カツカレー・スープ&サラダ付き 
カツカレー・スープ&サラダ付き


スープカレー・ライス&サラダ付き

スープカレー・ライス&サラダ付き 
スープカレー・ライス&サラダ付き


ハンバーグステーキセット・ライス&サラダ&スープ付き

つやつや、ふっくらご飯が美味しい!!!


ハンバーグステーキセット・ライス&サラダ&スープ付き 
ハンバーグステーキセット・ライス&サラダ&スープ付き


皆さん、美味しくいただきました! ごちそうさまでした!!!


皆さん、美味しくいただきました! 
皆さん、美味しくいただきました!


記念撮影

古川博幸オーナーとご一緒に!


古川博幸オーナーと記念撮影 
古川博幸オーナーと記念撮影


お土産の贈呈

佐野町長から、ひまわり油をプレゼント! JAきたそらちから、「ひまわりすいか」「ひまわりメロン」「黒千石のキャラメルパイ」などの北竜町特産品を手土産に。

ひまわり油の寄贈 
ひまわり油の寄贈


お土産に「雄武の恵みドレッシング」

お土産に「雄武の恵みドレッシング」をいただきました! ありがとうございます!


雄武の恵みドレッシング 
雄武の恵みドレッシング


JAサロマ直営・Aコープサロマ(佐呂間町)

佐呂間町(さろまちょう)は、人口5,179人(2019年6月30日)、サロマ湖に接しています。


JAサロマ直営・Aコープサロマ 
JAサロマ直営・Aコープサロマ


意見交換

・面談者:佐呂間町農業共同組合(JAサロマ)橋本弘幸 代表理事組合長、水戸肇 理事・参事、総務課・橋本道正 課長


JAサロマ・橋本弘幸 代表理事組合長 
JAサロマ・橋本弘幸 代表理事組合長


「JA職員の皆さんと訪問させていただいております。サロマに来るのを楽しみにしています」と佐野町長


意見交換の様子 
意見交換の様子


JAサロマ・橋本弘幸 代表理事組合長(中)、水戸肇 理事・参事(右)、北竜町・佐野豊 町長 
JAサロマ・橋本弘幸 代表理事組合長(中)、水戸肇 理事・参事(右)、北竜町・佐野豊 町長


意見交換

意見交換の様子 
意見交換の様子


「北空知管内のお米の生育状況においては、平年よりも5日早い生育で、順調に育っています。メロン・すいかも日照が多かったこと、気温も平年並以上の温度だったことから、前倒しになり2~3日早い出荷となりました。糖度もありとても美味しいものとなっています。

一番心配なのが、雨が少なくて、降っても霧雨のようなものだったので、大豆・そばの成長しない状況となっていることです。雨が少ないために麦も枯れた状態となってきています。畑作全般で今後の成長に不安が生じている状況です。

今後、台風などの災害が発生しない限り、稲は良い成長が見込まれています。美味しいお米を届けますので、よろしくお願いします」と、JAきたそらち・北清 北竜町地区代表理事。

引き続き、JAきたそらち北竜支所・渡辺拓也 主査より説明がありました。
「空知農業改良普及センター北空知支所・JAきたそらち北竜支所 が主催した『あおぞら教室』の資料によると、気象のグラフを見ていただければわかる通り、ほとんど平年よりも気温が高く、記録的な気温となています。水稲にとっては、いい状態となっています。

6月21日に20地区で生育調査を実施した結果、例年より1.5倍、2倍の茎数が出ていました。今年は、一番大事な初期生育が確保できているので、期待している段階です。冷害危険期における水管理をしっかり行うことの大切さ、病害虫防除に関する情報発信を行っています」。


渡辺拓也 主査の説明 
渡辺拓也 主査の説明

「あおぞら教室」用の資料 
「あおぞら教室」用の資料


佐呂間町 道内史上最高39.5度を記録

「今年の5月に、佐呂間町では、道内史上最高39.5度を記録しました。日中の日差しは強く感じましたが、朝晩の気温差があったので何とかしのげました。乳牛や畑作にかなり影響大で、心配されています。

ここは、盆地地帯で、急激な温度の上昇などがあり、稲作には不向きな環境でした。稲作では凶作が続き、農家戸数の減少により酪農へ転換し、酪農主体の農業経営となっていきました。他の地域のお米を食べたら、本当に美味しいので、今では、当時水稲栽培を止めてよかったとさえ思うほどです」とJAサロマ・橋本 代表理事組合長。


意見交換の様子 
意見交換の様子

名刺交換挨拶:総務課・橋本道正 課長 
名刺交換挨拶:総務課・橋本道正 課長


Aコープサロマ店内見学

Aコープサロマ店内見学へ 
Aコープサロマ店内見学へ

北竜町産ひまわりライス・ななつぼし 
北竜町産ひまわりライス・ななつぼし


この後、北見市へと移動。

焼肉南門(北見市)ひまわりライス「きたくりん」使用

夕食は、「焼肉南門」にて。南門では、北竜町産米「きたくりん」が使われています。
・南門セット:牛さがり、牛カルビ、牛タン、ミノ、ホルモン、豚カルビ、キムチ、キャベツ


焼き肉@焼肉南門 
焼き肉@焼肉南門

焼き肉もご飯も美味しい! 

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焼き肉もご飯も美味しい! 
焼き肉もご飯も美味しい!


韓国海苔おにぎり

韓国海苔おにぎりは、ひき肉と白胡麻入り! ひまわりライス「きたくりん」を使った握りたて、あつあつのおにぎりで、韓国海苔の相性バツグン!!!


韓国海苔おにぎり・ひき肉と白胡麻入り 
韓国海苔おにぎり・ひき肉と白胡麻入り

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焼き枝豆、美味しい!

あっつあっつホッカホッカ銀シャリご飯「ひまわりライス(きたくりん)」がふっくら炊きあがっていて、とても美味しかったです。ご馳走様でした!


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子