第39回北竜ひまわりメロン生産組合定期総会(北竜町)

2019/02/04 13:56 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/02/07 15:27 に更新しました ]
2018年2月5日(火)

2019年2月1日(金)16:00より、JAきたそらち北竜支所2階会議室にて、第39回北竜メロン生産組合定期総会が開催されました。




JAきたそらち北竜支所・2階会議室 
JAきたそらち北竜支所・2階会議室

北竜メロン生産組合の役員の皆さん 
北竜メロン生産組合の役員の皆さん


司会:北竜メロン生産組合・前田規文 副組合長


前田規文 副組合長 
北竜メロン生産組合・前田規文 副組合長


組合長挨拶:北竜メロン生産組合・竹林信幸 組合長


竹林信幸 組合長 
北竜メロン生産組合・竹林信幸 組合長


「皆さん、大変お忙しく天候の悪い中、第39回北竜メロン生産組合定期総会にお越しいただき誠にありがとうございます。北清地区代表理事をはじめ、ご来賓の皆様には、ご支援ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

そして寺内さんにおかれましては、先程見せていただいたPR動画を作っていただき、ありがとうございます。これにより、ふるさと納税が増えてくれたらと思います。

昨年度の北竜メロンは、6月17日から初出荷が始まり、10月19日の抑制メロンの最終出荷までに24,400ケースを出荷していただきました。青肉メロンにつきましては、前半は、品質・ロットも良好に推移していきましたが、後半の6月の低温と7月の大雨、その後の低温の影響を受けて、品質低下に繋がりました。その影響で赤肉メロンも低下してしまいました。その結果、青肉メロン単体で1億円に達することができませんでした。全体では、1億円達成したので、最低限のラインかなとは思います。

平成31年度におきましては、総会議案の基本方針にもありますが、栽培面積が若干減少します。減少とはなりますが、品質・数量が回復して、1億円の大台に達成できることを来年度の目標にしたいと思います。 ふるさと納税の取扱量が減少ぎみなので、これ以上取扱量がさがらないように、役場にPRしていただくよう要請したいと思います。

最後になりますが、私ども役員この2年間、力不足の面は多々あったと思いますが務めさせていただきました。皆さんのご協力に感謝いたします。ありがとうございます。 本日の総会で十分審議していただき、いろいろなご意見をいただきたいと思います。本日は宜しくお願いいたします」。


農協挨拶:JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事


JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事 
JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事


「本日は、第39回北竜メロン生産組合定期総会、心からお喜び申し上げます。日頃から竹林組合長をはじめ、栽培技術の講習会等々、精力的に取り組まれていることに敬意を表します。キョクイチの野田取締役をはじめ、前田さん、昨年メロンすいかまつりの際、お休みにもかかわらず足を運んでいただき、売れ残ったメロンの対処をしていただきました。長年のお付き合いの中で、ご厚情をいただいき、本当にありがとうございました。

昨年は、天候不順、日照不足、長雨、そして7月頭の大雨、非常に劣悪な環境の中で、メロン栽培が進めれてきたと思います。その中で、1億円を切ったという報告がありましたが、なんとか青肉で9400万円代を確保されたということでありますので、日頃の栽培技術の高いレベルでの栽培に敬意を表するところであります。

水稲につては、作況指数90ということで、非常に残念な結果ではありました。

共済金について

共済金の面からお話をさせていただきます。84件被害申請があり、実際に共済金が支給されたのは14件720万円。ほとんどの方が、共済にかかるかかからないかの状態の中での平成30年度だったと思います。

収量的には、共済金が少なかったこともありますが、武田さんいわく『20年前の平年作だ』といわれておりますので、そんなに大きな減収ではなかったと思います。600kgが当たり前の世界を長く過ごしましたので、ちょっと寂しかったのですが、共済の面から言えば、そんなに大きな被害ではなかったということが言えます。

お陰様で、単価が高く推移しましたので、なんとか年を越せたのではないかと思います。

農協関連について

農協関連の話ですが、一連のマイナス金利政策により、農協の金融市場で収益が取れなくなってきています。顕著にあらわれるのが、平成32年度からになります。農協の収益が1億円くらい減少するという現実があります。

もう一方で、農協合併前の建物が、一巳本所、音江支所、納内、多度志などどれをとっても40年から50年経過しており、今後どうするかという協議がはじまっています。 そこで、ひとつの考え方として、一巳本所を営農センターに持っていき、監査室などを入れて、営農センターですべて処理できるような形ができないだろうかと協議されています。

その他の老朽化した店舗を解体した後どうするかが難しい所です。地域に密接に関連しながら事業を進めているので、無くすわけにはいかないし、新しく建設するには、今後10年後20年後、農家戸数が減少し採算とれのかという課題が提示されます。このことについては、3月の営農懇談会において、それぞれご説明させていただきます。それぞれご意見賜りますようお願い申し上げます。

支所においては、今年の大きな課題が3つあります。

新規就農者の受け入れ対策について

ひとつは、新規就農者の受け入れ対策をどのようにするかということです。昨年の12月頭に、「NPO法人 あかるい農法」を立ち上げました。そこで北竜町の特産品を宣伝したり、ふるさと納税関係、広報等を進めていくこととしました。本年4月から、新規就農者を受け入れのための専門職員を採用し、様々な対策を整えていくことに取り組んでいます。

農業委員会の皆さんにもご協力いただき、営農組合の皆さんにもアンケートをとり、受け入れ体制をどのようにしていけば良いのか、役場と農協で協議していくことを4月からスタートしたいと思っています。

今後、様々な面で、指導農業士の方々などにご協力賜ることがあると思いますので、宜しくお願い申し上げます。

ひまわりバンクについて

ふたつめは、北竜町にある「ひまわりバンク」についてです。この基金が700万円の残高になりました。今行われている事業は、例えば農協青年部の海外研修、フレッシュミズの研修、若い人々の免許取得支援など、若い方々に集中的に助成を行っています。その年間の総合計が約300万円であり、このままだと来年足りなくなります。

今年、農家の皆さんにご協力をいただき、今後10年持つように、概ね3,000万円の基金を積み直す計画があり、具体的な案ができ次第、ご相談させていただきたいと思います。今の所、生産者1,000万円、役場で2,000万円の基金増生を進めて参りますので、よろしく申し上げます。

ひまわりライス直売について

最後の1点、ひまわりライス直売の関係です。大きな視点でみたときに、日本の米の消費量は、少し前は年間で8万トンずつの減少でしたが、ここに来て、10万トンから17万トンと米の消費量が減っています。 私達の取引のあるスーパーなど、お米の取引量の伸びが横這いか微減するなど、厳しい状況があります。

ふるさと納税の返礼品においても、総務省の指導により、返礼品の割合が5割から3割になりました。5割のときは、5,000表を超える取引がありましたが、3割になるとそれを下回ることが予想されています。

直売関係における米の取扱高をなんとか現状維持できるよう取り組んでいかなければと感じています。お米においては、それぞれ美味しいお米づくりにご尽力賜りたいと思っております。

今年の3点について申し上げましたが、本年も是非、去年の取り不足をきっちり取り返して、素晴らしい出来秋になりますよう、そしてメロン生産組合の、皆さまのご活躍を心からご祈念申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます」。


会場の様子 
会場の様子


来賓挨拶:北竜町役場産業課・細川直洋 課長


北竜町役場産業課・細川直洋 課長 
北竜町役場産業課・細川直洋 課長


「本日は、組合員の皆様多数ご参集の中、第39回北竜メロン生産組合定期総会が盛会に開催されますことを心よりお喜びお申し上げます。日頃より、町行政に対しまして、特段のご理解・ご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。

昨年は、天候不順の影響もありまして、農家の皆様にとりましては大変厳しい1年であったのかと思います。年も明けまして、今年こそはと、気持ちを新たに取り組んで参りたいと思います。

日頃より竹林組合長を中心に、本町の特産品でありますメロンの品質の向上、栽培技術の向上に向けて、日々活動いただいておりますことに、心から敬意を表するところであります。

さらにふるさと納税につきましては、メロンの数量の確保、直売所みのりっちにて、皆様の特段のご配慮をいただき、メロンの取扱をさせていただいておりますことにも、重ねて感謝を申し上げます。

町といたしましても、従来行っております、ハウス助成の継続、農業人フェアへの出展などにより、農業の新たな担い手の確保等の取り組み、NPOの立ち上げなど、少しでも皆様の経営の力になれるよう取り組んでいく所存です。

毎年行われています、ひまわりまつりの一大イベント、メロンすいかまつりにつきましては、微力ではありますが、ご協力させていただきたいと考えておりますので、宜しくお願いいたします。

北竜メロン生産組合の益々のご発展、今月下旬から作業が始まる組合員の皆様には、健康に留意されますとともに、素晴らしい出来秋を迎えられ、北竜町の農業にとりまして良い1年となりますことを、組合員の皆様のご健勝をご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます」。


会場の様子 
会場の様子


(株)キョクイチホールディングス・野田光祥 取締役


(株)キョクイチホールディングス・野田光祥 取締役 
(株)キョクイチホールディングス・野田光祥 取締役


「平成30年度におきましては、竹林組合長はじめ、組合員皆様、農協役職員の皆様に、大変お世話になり誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

平成30年度の市場を振り返れば、野菜の高値も若干あったものの、ほんとに良いことがなかった年でした。新しい年を迎え、5月には新元号となり、新しい年の幕開けとなります。その次代に立ち会うことができることは、ラッキーなことだと感じます。しかし、10月には消費税による増税となり、大きく響いてきます。軽減税率0%、カードを使えば割引があるなど様々な部分における対策を考えていかなければなりません。

2020年には東京オリンピックも開催されるなどを含め、市場、および日本を取り巻く環境の変化の時代を迎えています。この時代にあった対応が求められています。我々も2年前に、キョクイチホールディングという形で会社を整理いたしました。現在6つの事業会社があり、卸部分、加工部分、台湾のとの合弁会社を設立しました。

台湾の会社は50隻を有する会社で、インド洋やフィリピンなどで1か月2か月かけてマグロを獲で静岡の漁港に入ってきて、キョクイチが一船買いする。一隻入れば1億の金額になると言われています。今までは、人に頼る、いわゆる糶売(ちょうばい)をし、マルハや二チロなどいろんなところから買い付けしていましたが、自分たちで会社を作り、自分たちで獲りに行く時代になってきました。

果物の消費も変化し、めんどくさいものを食べなくなってきた状況から、今年で3年目となる『カットフルーツ』の取扱金額が1億5千万円となっています。すべて合わせると4億~5億の金額に割合になってきています。これも、新しい時代の対応策であり、我々の使命となる、生き残りをかけたひとつの事業といえます。

卸の中に「キョクイチ」という部門があります。北見市の「キタイチ」が負債をかかえ、その後、キョクイチが北見市に(株)マルキタを立ち上げ、生鮮食品の卸売りを手がけています。北見市の人口は11万人で、毎年約2,000人の人口減となっています。売上も当初100億あったものが、今では70億となり、年々減少しているのが現状です。

そこで、統合の対策の考えられており、2021年4月から営業所という形でグループとしての再生を図ることが予定されています。私事ではございますが、今年3月1日より単身赴任で2年間出向の辞令がおりています。私としては、旭川と北見の2本だてで勤務に関わっていきたいと思います。

北竜町出身の私としては、今後も総会参加などで、北竜町との交流を深めて行きたいと思います。来年は40回という記念の年となりますので、また50期、60期含めて共に歴史を作っていきたいと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。

北竜メロン生産組合が、益々元気で、1億という壁を突破し、ふるさと納税が下がれば、キョクイチの方でカバーしていくという信念のもとに、この北竜町と関わっていきたいと考えております。本日はおめでとうございます」。


来賓のご紹介


ご来賓の皆様 
ご来賓の皆様


・JAきたそらち・北清裕邦 北竜地区代表理事
・北竜町役場産業課・細川直洋 課長
・(株)キョクイチホールディングス・野田光祥 取締役
・(株)キョクイチ果実部1課・前田直輝 課長代理
・みかど協和(株)北海道支店・松村 課長代理
・(株)大学農園本社営業部・関 次長
・農業改良普及センター・地域第三センター・福原 係長


議長選出:北竜メロン生産組合・D班・山田敏光 班長


北竜メロン生産組合・D班・山田敏光 班長 
北竜メロン生産組合・D班・山田敏光 班長


「組合員数31戸、本日19戸の出席、委任状3通提出されており、過半数を超えております。よって、本総会は成立いたします」と山田議長。


議案第1号:平成30年度 事業報告並びに収支決算について

JAきたらち北竜支所青果部・斉藤利満さんより「平成30年度 事業報告並びに収支決算について」事務局説明がありました。


JAきたらち北竜支所青果部・斉藤利満さん 
JAきたらち北竜支所青果部・斉藤利満さん


監査報告

渡辺恵一監事より監査報告がありました。


北竜メロン生産組合・渡辺恵一監事 
北竜メロン生産組合・渡辺恵一監事


議案第2号::平成31年度 事業計画(案)並びに収支予算(案)について

負担金の徴収について、平成31年度 生産組合基本方針(案)、協定書(案)、北竜メロン出荷規格(案)などが説明されました。


議案第3号:新年度役員改選(H31~H32)

役員選考委員長・小坂一行さんより選考結果が発表されました。


役員選考委員長・小坂一行さん 
役員選考委員長・小坂一行さん


新年度役員の皆さん

・組合長:前田規文さん
・副組合長:高畑克洋さん
・理事(会計):石井隆さん
・監事:竹林伸幸さん


新年度役員の皆さん 
新年度役員の皆さん


議案第4号

監事の渡辺恵一さんが顧問に就任。


共励会表彰

「収量得点10%、秀優率得点40%、5玉率得点50%」の合計点が最も高い生産者5名の方々が表彰されました。おめでとうございます。

・最優秀賞: 高石和彦さん(D班)
・優秀賞 :石井隆さん(C班)
・優秀賞 :渡邉靖範さん(A班)
・優良賞 :渡辺恵一さん(C班)
・優良賞 :河野朗さん(B班)


最優秀賞: 高石和彦さん 
最優秀賞: 高石和彦さん

優良賞:渡辺恵一さん 
優良賞:渡辺恵一さん


懇親会

場所を移し、和室にて懇親会が和やかに開催されました。北竜メロン生産組合にとって、この1年がますます発展されますよう心より祈念いたします!


定期総会・配布資料 
定期総会・配布資料


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子