農事組合法人みずほファーマーズ【No.20】稲刈り&土作り

2017/09/28 18:31 に 寺内昇 が投稿   [ 2017/09/28 18:43 に更新しました ]
2017年9月29日(金)

農事組合法人みずほでは、稲刈りがスタートして1週間経過。。。若者たちが操縦するコンバイン5台がフル稼働!!!


稲刈り風景(三谷地区) 
稲刈り風景(三谷地区)

全員フル稼働 
全員フル稼働

トラックの荷台はあっという間に満載状態 
トラックの荷台はあっという間に満載状態

真っ青な青空 
真っ青な青空

圃場を整備して 
圃場を整備して


収穫された稲は、トラックに積んでライスセンターへと運搬。

一方、稲刈り後の田んぼでは、ケイ酸資材「とれ太郎プラス」の散布が同時進行しています。ケイ酸は、肥料成分の1つで、稲を硬く丈夫にし、稲のタンパク含有量を下げる効果があります。


ケイ酸散布中 
刈り取った圃場からケイ酸資材を散布します


農事組合法人みずほファーマーズ・高田秋光 理事に、お忙しい中お話を聞かせていただきました。


農事組合法人みずほファーマーズ・高田秋光 理事 
農事組合法人みずほファーマーズ・高田秋光 理事


「ケイ酸資材は、米に必須な肥料のひとつで、窒素やリン酸と違って、土壌改良剤(土壌を作物の生育に適する状態にするために施す薬剤)的なもので、蕨(わら)にも含まれています。ケイ酸は稲の生育を促進するとともに、米粒のタンパク含有量が低下し、食味を向上させる効果があります。

こうした稲刈り後の様々な土壌の手入れは、翌年の稲作にとって大変重要な作業になります。土壌の水分管理や乾燥に最善の注意を払いながら作業を行います。

全体的に、今年のお米は、低たんぱくの美味しいお米が収穫できそうです」と、土作り水管理の難しさをお話くださった高田さんです。


ケイ酸資材の積載作業 
ケイ酸資材の積載作業

ケイ酸資材 
ケイ酸資材


稲刈り作業と稲刈り後の圃場管理は、2週間ほど続きます。


稲刈り後の圃場 
稲刈り後の圃場


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子