農事組合法人みずほファーマーズ【No.12】ひまわりスイカの定植スタート

2017/05/22 22:58 に 寺内昇 が投稿   [ 2017/05/24 18:00 に更新しました ]
2017年5月23日(火)

農事組合法人みずほファーマーズでは、ひまわりスイカの定植がスタートしました。
水稲の育苗パットが運び出されたハウスでは、苗床を耕起して土中に空気を含ませ、土を平らに整え、その後マルチ張り。
マルチ張りを行うことによって、地中の水分を保ち乾燥を防いだり、雑草防除対策や防虫・病害予防にもなるとのことです。


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水稲苗の育苗ハウスをひまわりスイカ用ハウスに変身(撮影:2017年5月20日)

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アッパーローター耕起中の西野利幸 理事


トラクターにマルチアダプタを取り付けてマルチシートを張っていく作業です。
マルチ張り機に、マルチシートをセットし、後部に取り付けられたタイヤでマルチシートをしっかりと押さえつけながら、ディスクで覆土。その後、シートが剥がれないように、人の足でしっかりと土を踏み込んでいきます。


トラクター用のマルチ掛け装置 
トラクター用のマルチ掛け装置(撮影:2017年5月22日)

マルチ掛け装置の取り付け<br>    <br>    
マルチ掛け装置の取り外し。ハウスの中で取り付け

マルチを装置に設置します 
マルチと散水用チューブを装置に設置します

タイヤでマルチを押さえてディスクで土を盛ります 
タイヤでマルチを押さえてディスクで土を盛ります

マルチのサイドの土を踏んでいきます 
マルチのサイドの土を踏んでいきます

端の部分等の手直し 
端の部分等の手直し


マルチシート張り終了後、マルチ穴開け機で80cmごとに苗を植える穴を空けていきます。同時に穴を開けた土も取り出し、苗を植えた後その土を被せていきます。


マルチへの穴あけ 
マルチへの穴あけ

間隔は80cm。100mメジャーできちんと測定 
間隔は80cm。100mメジャーできちんと測定

側120株、100mハウス1棟では240株 
片側120株、100mハウス1棟では240株

穴あけ用具 
穴あけ用具


ひまわりスイカの育苗ハウスで、しっかりと育ったスイカの苗たち。 コンテナに積込、軽トラで運びます。


ひまわりスイカの育苗ハウス 
ひまわりスイカの育苗ハウス

見事に成しているひまわりスイカの苗 
見事に成長しているひまわりスイカの苗

1コンテナーに15株づつ。ひまわりスイカハウス1棟分は16コンテナー 
1コンテナーに15株づつ。ひまわりスイカハウス1棟分は16コンテナー

お母さん達で頑張ります 
お母さん達、頑張ります

ひまわりスイカハウスに到着 
ひまわりスイカハウスに到着


定植前には、用水路で苗にたっぷり水分補給。コンテナ毎、苗を運び込み並べていきます。


用水路で苗にたっぷりと水を含ませます 
用水路で苗にたっぷりと水を含ませます

穴の数分にコンテナーを置きます 
穴の数分にコンテナーを置きます


定植前の一休みで、水分をチャージして・・・いざ、定植スタート!


笑いが飛び交う休憩タイム 
笑いが飛び交う休憩タイム


ポットから苗を取り出して、丁寧に大切にマルチ穴に植えていきます。100mハウス1棟に、240本の苗の定植。今後、ハウス10棟の定植作業が続きます。


苗をポットから外して 
苗をポットから外して

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1棟目の定植。最終的には10棟になります


北竜町のひまわりスイカ部会としては、初出荷は6月の中旬。お盆頃まで、ひまわりスイカの出荷ができるように、農家毎に定植時期を調整しているとのこと。

みずほファーマーズは、ひまわりスイカ部会の中で、遅い時期の出荷を担当されています。
今後、1か月後に着花、2か月後から収穫開始とのこと。7月下旬からお盆あたりまでが出荷時期のようです。
1株から4〜5玉。
みずほファーマーズで収穫されるひまわりスイカの総数は概算で、240株×5玉×10棟=12,000玉。

元気に実が成長し、美味しいひまわりスイカになりますように ♡


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みずほファーマーズのハウス群と恵岱岳(寺内ドローン空撮:2017年5月9日)


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子