農事組合法人ほのか【No.13】ひまわりナッツ用のひまわりの種収穫

2016/12/08 22:51 に 寺内昇 が投稿   [ 2016/12/24 16:16 に更新しました ]
2016年9月20日(火)

稲穂がたわわに実り、町のあちこちで稲の収穫作業がスタートしています。


たわわにみのる稲穂
たわわにみのる稲穂


一方、農事組合法人ほのかのひまわり畑では、ひまわりナッツ用のひまわりの種収穫が行われました。 組合員メンバー総出による収穫作業です。


ひまわりナッツ用のひまわりの種収穫
ひまわりナッツ用のひまわりの種収穫


今年のひまわりは、背が高く伸びすぎたため、花の部分の成長が遅く、伸び悩みました。 さらに、度重なる台風の影響で多くのひまわりが地面に倒れてしまいました。


今年のひまわりは、背が高く伸びすぎ
今年のひまわりは、背が高く伸びすぎ


コンバインによる収穫が難しい状況となったので、1輪1輪、鎌でひまわりの茎の上部(総苞)をカットし、手でコンバインに投入。


鎌でひまわりの茎の上部をカット
鎌でひまわりの茎の上部をカット


コンバインでは、ふるいにかけ種を収拾し、種以外の部分は粉砕され吐き出されます。


ひまわりを手でコンバインに投入
ひまわりを手でコンバインに投入


見上げる程の背の高いひまわりを1輪1輪カットしながら、収穫可能なひまわりを見極めて集めていくという、とても大変な作業です。


見上げる程の背の高いひまわりを1輪1輪カット
見上げる程の背の高いひまわりを1輪1輪カット


「今年は、かなりの打撃です。収穫が終了するまでは、どれほど収穫量が上がるのわかりません。とにかく皆で全力を尽くして取り組んでいきます」と、お話くださった水谷茂樹 代表。


皆で全力を尽くして取り組んでいきます
皆で全力を尽くして取り組んでいきます


コンバインのタンクに集まった種は、上部に伸びた長い管で、用意されたトラックに荷台へ積み込まれます。


トラックに荷台へ積み込まれるひまわりの種
トラックに荷台へ積み込まれるひまわりの種


集められた種は、倉庫へと運ばれ、乾燥機で熱と風を当てて、水分を抜き、ムラ無く乾燥させます。


ひまわりの種
ひまわりの種


乾燥後、脱穀、選別して、ナッツ用に加工されます。
気の遠くなるような大変な作業が続きます。

ひと粒のひまわりの種には、多くの方々の偉大なる協力と沢山の熱意が積み重なってこそ存在できることを、しみじみと実感した瞬間でした。

生産者の方々の努力と熱い真心に、
大いなる尊敬と感謝をこめて。。。


多くの方々の偉大なる協力と沢山の熱意が積み重なっています
多くの方々の偉大なる協力と沢山の熱意が積み重なっています


農事組合法人ほのか・写真(2016年:1,808枚)

3月(245枚)4月(426枚)5月(284枚)6月(193枚)7月(95枚)
9月(7枚)10月(38枚)12月(18枚)

定期総会(37枚)
ひまわり油用ひまわり(146枚)
ナッツ用ひまわり(40枚)ナッツ用ひまわり収穫(41枚)ナッツ用ひまわりの種殻剥き(30枚)
北竜町の稲(106枚)稲刈り(64枚)補助モミ暗渠(9枚)
大豆収穫(29枚)


農事組合法人ほのか・特集記事

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【No.02】除雪作業スタート(2016年3月14日)
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【No.04】種籾浸漬作業(2016年4月11日)
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【No.13】ひまわりナッツ用のひまわりの種収穫(2016年9月20日)
【No.14】黄金に実った稲の収穫が始まりました(2016年9月23日)
【No.15】ひまわり油用のひまわりの種収穫(2016年9月29日)
【No.16】大豆収穫(2016年10月20日)
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【No.18】農業は達成感が魅力(2016年12月12日)
【No.19】元気いっぱい!ほのかのお母さん達(2016年12月12日)


◇ 撮影・編集=寺内昇  取材・文=寺内郁子