イチゴ「ほほえみ家族」の収穫@川上慎二さん農家

2011/07/11 2:42 に 寺内昇 が投稿   [ 2011/07/11 6:45 に更新しました ]
2011年7月11日(月)

北竜町では苺が栽培されています。その名も「ほほえみ家族」という素敵なネイミングのいちごちゃんです。7月6日(水)、栽培に携わっていらっしゃる川上慎二さんの農家をお訪ねしました。



高設栽培法・作業効率が上がります


川上慎二さんのいちごは、高設栽培法が導入されています。苺の高設栽培とは、作業にちょうどいい高さの台でイチゴを作る栽培法です。 

イチゴは、草丈が低い為、収穫や葉かぎなどの作業は、中腰や膝を曲げた状態で行わなければならず、体に大きな負担がかかります。これを解消するために導入されたのが高設栽培です。 

6月初旬から収穫が始まり、11月まで続けられるそうです。 


    
赤ちゃんイチゴ

    
真っ白い花の中を蜂が踊っています


収穫されたイチゴたちは、大きさによって仕分け作業が行われます。 

9玉(40g以上)、11玉(33g〜40g)、13玉(25g〜33g)、20玉(18g〜25g)、24玉(15g〜18g)28玉(12g〜15g)、32玉(9g〜12g)、36玉(7g〜9g)。

計りの上の載せられた発砲シチロールの箱の中にはたくさんのイチゴ・・・

川上さんの奥様が、その中のイチゴをひとつ取り出す度に、なんと計量器が音声で「24玉」と大きさを知らせてくれるのです。 おしゃべりする計量器・・・ビックリ!!!・・・

ひとつずつ分けられ、丁寧に並べられていきます。川上さんご夫婦の共同作業で手際よく、根気よく、丁寧に続けられていきます。 

7月〜10月頃は、一般的に本州では気温が高い為にイチゴの栽培は難しいとされています。 イチゴ「ほほえみ家族」は、夏の時期に収穫される北海道でも数少ない貴重な夏イチゴ。


    
ご夫婦で収穫後の作業

    
計量器・規格をしゃべって知らせます



円錐形の大粒で、鮮やか紅色が特徴。

光沢があり、甘みと酸味のバランスが絶妙!

ビタミンCたっぷりの独特の酸っぱさが、夏の疲れたカラダを癒してくれるイチゴちゃん! 


一粒頬張ると家族みんなの笑顔がほころぶような、 

 甘〜くて、酸っぱ〜い、薄紅色のホッペが可愛いイチゴちゃんに、 

 限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。



熟したイチゴはジャムになります

◇ いくこ&のぼる



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