田中盛亮(たなか もりすけ)さん【001】

2017/10/22 16:20 に 寺内昇 が投稿   [ 2017/10/22 16:20 に更新しました ]
2017年10月23日(月)

田中盛亮さん(80歳) 
田中盛亮さん(80歳)


プロフィール

・1937年(昭和12年)1月生(80才)

北竜町青年団団長、北空知青年団団長を歴任

青年団は、各地域の20歳代から30歳代の青年男女により組織される団体。各市町村の青年団は、都道府県の青年団連合体に加盟し、さらに全国組織を結成。活動としては、全国青年大会(バレーボール、野球、フットサルなどの各種スポーツや演劇などの文化活動を発表する大会を開催。また、研究集会では、青年団が集い、発表・討論会が実施されています。 「私は、青年団活動で様々な事を学びました。青年団は、私の人生に於ける人間形成の基盤といえます」と、誇らしげに語る田中盛亮さん。


農民協役員、町議員(副議長・議長)

農家を営みながら、農民協役員、町議員(副議長・議長)を4期16年間勤める(1983年~1999年)。


農業と掛け持ちで、金山建設で5年間勤務

2000年(平成12年)、金山建設(株)で農業受託事業としての新分野「農業委託部」が設立。当時、金山社長が、地元農協の元組合長・黄倉良二氏より、農家の高齢化による人手不足等様々な相談を受け、農業者である田中盛亮氏が中心となり、新規分野の事業が展開していった。 農業受託事業は、農繁期に、建設会社の従業員や地域の農業者OBなどを派遣し、農作業に従事する事業。建設会社における農業分野への参入は、世の話題を博した。東京の大手新聞社3社(朝日・読売・毎日)が取材に訪れ、NHKでも道のスペシャル番組として取り上げらる等、当時マスコミの注目を浴びた。


社会福祉協議会会長を10年間勤める

引退後は、パークゴルフを楽しむ


人生の指針

「何事も心を尽くすことです。愛をもって、常に精一杯、一生懸命に向き合って行動することです」
「困難や苦しみを抱えたときは、その問題に真正面からしっかりと向き合い、将来の難問を思案し悩むのではなく、今その瞬間をいかに切り抜けるかを必死に考え行動する。相手の悩みを聞いてあげるだけでも、心が落ち着き、悩みは薄れていくもの。物事は成すようにしか成らないので、しっかりと向き合っていれば、時間が解決してくれることが多々あります」。


これまでの人生において最も大切なこと

「私の人生、悲しいことをたくさん背負って生きてきました。それでもキラッときらめくしあわせなことも多々ありました。その中でも人生最高に幸せと思うえることは、3人の素晴らしい女性に出逢えたことです」。


人生で心に残っている言葉

「宇宙飛行士アームストロングが、月面着陸生還後のインタビューで、アームストロング本人の喜びの言葉よりも、『人生最高の喜びは、アームストロングと結婚したことです』と語った夫人の言葉に感動しました。 『野村監督の言葉で、『夫婦円満の秘訣は、お互いの想いを成就させるために努力することです』というこの言葉は今でも覚えています」。

 「夫婦としての出会いは、人生最高のことであり、相手(パートナー)への思いやりこそが、人生を円満に幸せに生きていく道筋なのだと思います」と、しみじみと語ってくださった田中さん。
人生における人との出会い・ご縁をとても大切にしている田中盛亮さんです。


田中盛亮さん・和子さんご夫妻 
田中盛亮さん・和子さんご夫妻

田中盛亮さん・和子さんご夫妻 
田中盛亮さん・和子さんご夫妻

田中盛亮さん@北竜ひまわりパークゴルフ場 
田中盛亮さん@北竜ひまわりパークゴルフ場

ナイスショット 
ナイスショット

ナイスショット 
田中盛亮さん

お二人で 
お二人で

アプローチ 
アプローチ

仲睦まじく 
仲睦まじく


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◇ 撮影・編集:寺内昇 取材・文:寺内郁子