謹賀新年 2018・北竜町・佐野豊 町長

2017/12/31 7:39 に 寺内昇 が投稿   [ 2018/01/02 4:39 に更新しました ]
2018年1月1日(月)

佐野豊 町長 
佐野豊 町長


賀正

謹賀新年

ご尊家皆々様のご健康と
ご多幸をお祈り申し上げます


平成30年 元旦
北竜町長 佐野 豊



佐野豊 町長からの新年のご挨拶 2018

新年、明けましておめでとうございます。

輝かしい新春をご家族お揃いで迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。
昨年を顧みますと、九州北部では記録的な豪雨により土砂崩れや河川の増水で多くの死者や行方不明者を出すなど大きな災害が発生しました。一方、本町においては11月11の強風により一部で倒木などの被害はあったものの大きな災害や事故、そして火災の発生もなく平穏な1年であり、そして北竜町にとっては喜ばしいことが数多くあった1年でもありました。

3月にはひまわりライス生産組合が安全・安心でおいしい米づくりにより、日本農業賞「集団組織の部」において見事、大賞に輝きました。このことは生産者の皆さんの努力と情熱が高く評価された結果であり、心より敬意を表するものであります。

夏の一大イベントである「ひまわりまつり」も31回目を迎え、オープン当初から多くの入り込みがあり、夏休みに入ってからも好天が続き、テレビや新聞報道の効果もあって連日、前年以上の入り込みが続き、最終的には過去最高の35万6千人と前年比9万人増を記録しました。また、北海道観光振興機構が行った台湾の観光客調査により北海道の観光地ランキングで「ひまわりの里」が1位となったこともあり、海外からの観光客にも、広大なひまわり畑を堪能して頂けたものと思っております。

本町の基幹産業である農業においては、6月の低温により出来秋が心配されましたが7月からは高温で経過したことにより、開花・受精が良好で不穏は少なかったものの、9月の低温で青未熟米が多く、一部の品種でシラタの発生も見られましたが総体的に低タンパクで収量も多く、7年連続の豊作となったところであります。

全国から多くのご支援を頂いております「ふるさと応援寄付金」もひまわりライスや北竜メロンが好評を維持しており、3年連続で3億円を超える見込みであり、全国の皆さんから寄せられた寄付金は、今後の町づくりの財源として有効に活用して参りたいと考えております。

平成28年から取り組んでいる「ひまわり油再生プロジェクト」で製品化された燦燦ひまわり油は、温泉売店での販売やふるさと納税返礼品に加え、日清オイリオグループによる販路により、生産本数5,360本はほぼ完売となりました。特に温泉売店での販売が好調でお土産品はもとより、多くの町民の皆さんにもご購入頂いたところであります。平成29年産については、本年2月から「北竜培煎ひまわり油(仮称)」、4月から「燦燦ひまわり油」の販売を行う予定であります。

現在、改修工事を行っているサンフラワーパーク北竜温泉は、昨年12月に売店・レストラン・宴会場など一部の営業を再開しておりますが、3月には浴場などの工事が完了し、リニューアルオープンいたします。

また、懸案の商業活性化施設についても、順調に工事が進んでおり、4月オープンに向けて着実に準備を進めているところであります。地方行政を取り巻く環境は、人口減や少子高齢化により依然と厳しく、課題も山積しておりますが「心豊かで光輝くまち北竜」を目指し、今後とも町民主役のまちづくりに全力で取り組んで参ります。

終わりになりますが、新しい年が皆様にとりまして明るいご多幸の年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

(『広報ほくりゅう』2018年1月号(No.628)より抜粋)


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