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北竜町の彩どり・長月の三「臙脂(えんじ)」

2014/09/18 14:43 に 寺内昇 が投稿   [ 2015/01/04 2:22 に更新しました ]
2014年9月19日(金)

「臙脂(えんじ)」

蕎麦の白い花が終わり、
焦茶色の実が次第に膨らんで、実の黒化が進んでいます。
収穫を終えた蕎麦畑は、刈り取られた茎が臙脂色に染まっています。

「蕎麦の赤い茎」については、柳田国男「遠野物語」の伝承民話や、
会津若松の伝説などいくつかの逸話が残されています

ルチンやビタミン、ミネラルなど
たくさんの栄養を含む蕎麦の赤い茎には、
数々の伝説が残されているほど、
どんな神秘的なパワーが秘められているのでしょうか。。。

可憐な白い花、黒い実、そして赤い茎、
蕎麦が放つ「白・黒・赤」の色から、
象徴的なインパクトと底知れぬ力強さが感じられる
今日この頃の風景です。


臙脂(えんじ) 
臙脂の世界(撮影:2014年9月16日)


長月の三(9月の3)  長月の三(9月の3)


臙脂(えんじ)<出典:和色大辞典


北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)


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