北竜町開拓記念式並びに功労者表彰式 2016

2016/05/24 14:31 に 寺内昇 が投稿   [ 2016/05/24 14:51 に更新しました ]
2016年5月25日(水)

5月17日(火)、春の強風が吹き渡る中、水田を見守るように佇む開拓祈念碑を前に、開拓祈念式が厳かに執り行われました。明治26年の北竜町の開拓から、今年124年を迎えます。


開拓記念式

北竜町開拓祈念式 
北竜町開拓祈念式


真竜神社の宮司様の祝詞が厳粛に奏上され、20名を超える北竜町を代表する要職の方々による玉串奉奠(たまぐしほうてん) が取り交わされました。

北竜町長・佐野豊様、北竜町議会議長・佐々木康宏様、JAきたそらち北竜地区代表理事・北清裕邦様、北竜町商工会会長並びに北竜町議会議員・藤井雅仁様、北竜町土地改良区理事長・近江博信様、北竜町農業委員会会長・橋本勝久様、北竜町教育委員会委員長・竹林信幸様、沼田警察署長・岡田勝博様、北竜町議会副議長・山本剛嗣様、北竜町議会議員及び監査委員・小坂一行様、北竜町議会総務産業常任委員長・佐光勉様、北竜町議会運営委員長・小松正美様、北竜町議会議員・松永毅様 北竜町議会議員・北島勝美様、北竜町代表監査委員・長谷川秀幸様、元北竜町長・山本孝司様、北竜消防団長・加藤宰様、北竜町社会福祉協議会会長・吉尾政一様、前JAきたそらち代表理事組合長・黄倉良二様、議会等OB会会長・北清方巳様、一般参列者代表(和町内会長)・金山信幸様。


玉串奉奠 
玉串奉奠


功労者表彰式

開拓記念式の後、場所を北竜町老人福祉センターにて、功労者表彰式が催されました。

北竜町老人福祉センター 
北竜町老人福祉センター


総合司会は、役場総務課・井上孝 課長。

役場総務課・井上孝 課長 
役場総務課・井上孝 課長

功労者表彰式(北竜町老人福祉センター) 
功労者表彰式(北竜町老人福祉センター)


佐野豊 町長のご挨拶

佐野豊 町長のご挨拶 
佐野豊 町長のご挨拶

「本日、ここに北竜町開拓記念式並びに北竜町表彰条例に基づく表形式を挙行するにあたり、ご参集の皆様には公私ともにご多忙のなか、ご臨席を賜り深く感謝とお礼を申し上げる次第であります。
 さて、郷土北竜町は、明治26年に開拓の鍬が振り下ろされてから、本年で124年目を迎えることとなりました。
 この間、多くの先人たちが北国の厳しい自然条件に耐え、幾多の災害等の苦難を克服し、郷土の建設のために心血を注がれ、今日の豊かな北竜町の礎を築かれたのであります。
 北竜町は今、この豊かな清流と恵まれた肥沃な大地のもと、いち早く生産基盤を確立し、町民の福祉・保健医療の充実をはじめ、教育文化の推進、観光の振興、子育て支援などの施策を進めながら、農業を基幹産業とする安全な食糧の生産基地として着実に邁進をしているところであります。
 本日の開拓記念日にあたり、郷土北竜町の礎を築かれました多くの先人の皆様のご労苦と英知、不屈の開拓精神に対し、改めて深甚なる歌意と感謝を申し上げますとともにご臨席を頂きました皆様をはじめ、町民各位のご尽力、ご協力に深く感謝とお礼を申し上げる次第であります。

 そして本日、ここに表彰させて頂きます皆さんは、一般町勢をはじめ、各分野において永年にわたり献身的なご尽力を賜り、大きな功績を残されました。
 ここで表彰を受けられます4人の皆様のご功績の一端をご紹介させて頂きます。

 津田正人さんは、平成11年に町議会議員に初当選以来、連続4期16年の永きにわたり議会の円滑な運営と町行政の進展に尽くされました。この間、議会広報特別委員会委員長、総務産業常任委員会委員長、副議長の要職を歴任され、民意を代表する議会議員として地方自治の振興発展に寄与されました。また、平成21年からは北竜町体育協会会長として、本町のスポーツの振興にもご尽力を頂いているところであります。
 板垣義一さんは、平成11年に町議会議員に初当選以来、連続4期16年の永きにわたり議会の円滑な運営と町行政の進展に尽くされました。この間、北空知御生センター組合議員、監査委員の要職を歴任され、民意を代表する議会議員として地方自治の振興発展に寄与されました。また、平成20年からは北竜町交通安全協会会長として交通事故防止、交通安全意識の高揚のご尽力を頂いているところであります。
 牧野喜美推さんは、平成11年から4期12年の永きにわたり農業委員会委員として農地の適正斡旋と効率的な地域農地の利用推進など本町の農業振興に寄与されました。
 後藤司さんは、平成10年から4期12年の永きにわたり民生児童委員として地域の老人世帯の訪問活動を始め、生活困窮世帯への支援や援助など社会奉仕活動に尽くされました。また、平成19年から3年間、北竜町民生委員協議会会長の要職を歴任され、本町の社会福祉の発展にご尽力を頂いたところであります。

 以上、本日表彰を受けられます4名の皆さんの永年のご労苦に対し、敬意と感謝を申し上げる次第であります。

 次に、この表形式の席におきまして、北竜町ひまわりバンク育成基金条例の基づく農業後継者就農奨励金の贈呈をさせて頂きます。この農業後継者就農奨励金事業につきましては、学業終了後、直ちに農業後継者として就農された方又は農業以外の仕事に従事された後に後継者として就農された方で就農後、それぞれ2年以上経過された方に就農奨励金を贈呈するものであります。

 ここで本年、贈呈の対象となります方をご紹介申し上げます。
  三谷営農組合  西野友也(にしの ともや)さん
  恵竜営農組合  善岡優介(よしおか ゆうすけ)さん
  美景牛営農組合 中山幸大郎(なかやま こうたろう)さん
 の3名であります。

 西野友也さんは、平成16年に大原簿記情報専門学校を御卒業され、株式会社箱崎など民間企業3社に就職され、活躍をされておりましたが、農業後継者として就農することを決意され、平成26年4月よりご両親とともに農業に従事されております。
 善岡優介さんは、平成21年に北海道深川西高等学校を卒業され、陸上自衛隊第2師団第2特科連隊に入隊され、情報中隊でご活躍をされておりましたが、農業後継者として就農することを決意され、平成26年4月よりご両親とともに農事組合法人豊竜農場の構成員として農業に従事されております。
 中山幸大郎さんは、平成26年に北海道深川東高等学校を卒業後、直ちに農業後継者として就農することを決意され、平成26年4月よりご両親とともに農事組合法人ほのかの構成員として農業に従事されております。

 現在では、3人とも立派な後継者としてご活躍をされており、地域においても期待をされているところであります。
 後継者として就農された皆さんには、農業に対する大きな夢と希望を待って就農されておりますが、農家を取り巻く環境は、TPP問題など大変、厳しい状況下にありますが、健康に十分留意され、教養と知性を高められ、堅実な農業経営の担い手として精進されますことをご期待申し上げます。
 以上、終わりに鑑み、本日、ご臨席を賜りました皆様のご健勝とご多幸、更には今後益々のご活躍を心からご祈念申し上げ、式辞といたします」。(ご許可をいただき講演原稿を転載させていただきました)


平成28年度功労者表彰

佐野豊町長より、北竜町表彰条例に基づき、表彰状が読み上げられ、記念品と共に授与されました。


 平成28年度功労者表彰 
平成28年度功労者表彰


一般町勢功労者・澤田正人 様

 ・北竜町議会議員として、円滑な議会運営と町行政の進展に尽力された功績によるもの
 ・北竜町議会議員(平成11年より平成27年4期16年)
 ・北竜町議会副議長(平成23年より平成27年)
 ・北竜町体育協会会長(平成21年より現在)


一般町勢功労者・澤田正人様 
一般町勢功労者・澤田正人様


一般町勢功労者・板垣義一 様

 ・北竜町議会議員として、円滑な議会運営と町行政の進展に尽力された功績によるもの
 ・北竜町議会議員(平成11年より平成27年4期16年)
 ・北竜町監査委員(平成19年より平成27年)
 ・北竜町交通安全協会会長(平成20年より現在)


一般町勢功労者・板垣義一様 
一般町勢功労者・板垣義一様


産業経済功労者・牧野喜美雄 様

 ・北竜町の偉業委員として農地の適正な斡旋、効率的地域農業の推進に尽力された功績によるもの
 ・北竜町農業委員(平成11年より平成23年)


産業経済功労者・牧野喜美雄様 
産業経済功労者・牧野喜美雄様


社会福祉功労者・後藤司 様

 ・民生児童委員として社会奉仕の精神をもって福祉の向上に尽力された功績によるもの。
 ・民生児童委員(平成10年より平成22年)
 ・北竜町民生委員協議会会長(平成19年より平成22年)


社会福祉功労者・後藤司様 
社会福祉功労者・後藤司様


農業後継者就農奨励金贈呈者

農業後継者就農奨励金とは、ひまわりバンク育成基金条例に基づくもので、学業終了後、農業就農者としてただちに就業された方、農業以外の職業に従事した後、Uターンして後継者として就農された方、就農後2か年以上就農された方に贈られます。

 ・三谷営農組合 西野友也様
 ・恵竜営農組合 善岡優介様
 ・美葉牛営農組合 中山幸大郞様


農業後継者就農奨励金贈呈者 
農業後継者就農奨励金贈呈者の皆さん


来賓ご祝辞:北竜町議会・佐々木康宏 議長

北竜町議会・佐々木康宏 議長 
北竜町議会・佐々木康宏 議長


「本日ここに、北竜町開拓記念式並びに北竜町表彰条例に基づく功労者表彰式が執り行われることを心よりお祝いとお喜びを申し上げます。
 熊本の町が地震の被災地であり、多くの尊い生命が奪われましたことに対して心からお見舞い申し上げます。
 わが町は、災害の少ない良い町です。これも先輩・先人の皆様のご苦労の賜物だと思います。千葉県より、吉植庄一郎率いる一行が明治26年、この地に開拓の鍬を降ろされました。風雪に耐え、幾多の困難と闘いながら、今日の北竜町を築かれた先人の方々のご労苦に対して、新ためて感謝申し上げます。
 本日表彰を受けられました澤田さん・板垣さんは、ともに同じ議員として初当選し、4期16年政策通です。自ら一生懸命いろんな情報を取り入れながら、条例を作り政策を形にされてきたお二人であります。
 『ひまわりを核とする町』とは澤田さんがはじめて言った言葉です。板垣さんは、交通安全協会会長として、現職であられます。これからのご活躍をご期待申し上げます。牧野さんは、農業委員会を主体に長い間、ありがとうございました。後藤さんは、陸上選手として、マラソンなど色々活躍されました。笑顔で子供達やお年寄りに接して頂き何よりです。
 これからの益々のご活躍をお願いいたします。皆様にはそれぞれの分野で長年に渡り、ご尽力頂き、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げ、お祝い申し上げます。今後、北竜のためにご示唆戴ければ幸いであり、ご健勝でご活躍戴けることをご祈念申し上げます」。


会場模様 
会場模様


被表彰者謝辞:澤田正人様

被表彰者謝辞:澤田正人様 
被表彰者謝辞:澤田正人様


「本日は、北竜町表彰条例に基づく表彰を頂き、厚くお礼申し上げます。先ほど、佐野町長、佐々木議長よりお祝いのお言葉を頂き合わせてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 私は板垣さんと共に、平成11年から16年間、議会活動をさせて頂きました。一関元町長、西野前町長、そして現佐野町長の3名の町長と議論し、互いに切磋琢磨して、町の行財政運営に議会として当時の議員の皆様と共に関わって参りました。
 思い返してみますと、多くのことがございました。16年間で何もなかったことは一度もありませんでした。毎年何かあって、その課題解決の為に、議会の皆さんと悩みながら、町の為に、何が正しいのか、繰り返し問うた日々でありました。
 いつの時代は、小学校の統合問題があったり、ショッキングなできごととして、一関町長が二期目の1年目に、全国では初めてのことであったと思いますが、若年アルツハイマー型認知症になったことを報告されて、町長を辞したのであります。このことが、若年認知症家族会を北竜町で発足するきっかけになり、認知症問題を全国へ発信し、認知症家族にひとつの光を見出す結果となりました。
 西野さんの時代は、平成の大合併と言われる市町村合併が盛んに議論されました。この北空知においても、一市五町の広域合併について議論が成されました。西野さんは、合併したい派でありましたが、それぞれの町の思惑もあり合併に至らず、それぞれが自立することになりました。
 そして現佐野町長は、北竜がいままで積み上げてきた多くの取り組み、ひまわりであり、全国唯一の取り組みの町全体の取り組みである、生産情報公表農産物JASによる安心安全なひまわりライス他、特産物のスピードのあるトップセールスを標榜して、先頭にたって頑張っておられます。
 北竜町は人口が2,000人を切って、高齢化しています。これからは、町民同士の関わり合いや支え合いが大切になってきます。私もうまくいけば後20年は生きられるでしょうから、地域貢献として、どのようなことができるか、戴いた表彰を糧と今後頑張って行きたいと思います。本日は大変有難うございました」。


 平成28年度功労者表彰の皆さん 
平成28年度功労者表彰の皆さん


124年の時を越え、受け継がれてき先人方の尊き魂を、
今に受け継ぎ、伝えし偉大なる人々の絶え間ぬご尽力に、
限りない尊敬と感謝と祈りをこめて。。。


菜の花がそよぐ春の北竜町 
菜の花がそよぐ春の北竜町(撮影:2016年5月17日)


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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子